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大規模接種センターの予約エラー、朝日新聞側が初期に政府報告をしていた!防衛省側は欠陥に沈黙 「政府の施策を検証しただけ」


*防衛省
政府が運営しているワクチンの大規模接種センターでシステムの重大な欠陥が発覚した件で、朝日新聞側が防衛省の抗議に反論しました。

朝日新聞出版の見解記事によると、かなり早い段階で架空の市町村コードや接種券番号を使うことで誰でも予約が出来てしまうことは分かっており、報道する前の段階で防衛省やシステムの委託先に連絡をしていたとのことです。
これに防衛省からの回答は無く、取材過程で検証する必要があったことから、確認後のキャンセルする形で一時的に確認作業をしただけだと報告しています。

防衛省の抗議についても、「65歳以上の接種希望者の接種の機会を奪い、ワクチンを無駄にするものではありません。政府の施策を検証することは報道機関の使命であり、記事は極めて公益性の高いものと考えております」とコメントし、防衛省や政府関係者の批判内容は間違っていると指摘していました。

岸信夫防衛相や安倍晋三前首相らは「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える」などと発言しており、大規模接種センターの欠陥を報道したことに強い怒りを表明しています。
偽の予約行為には法的措置もあり得るとしていますが、朝日新聞はキャンセルしているわけで、報道内容的にも果たして違法行為なのか疑問の余地があるところです。

 

AERA dot. 記事への防衛省の申し入れに対する見解
https://dot.asahi.com/info/2021051900065.html

 AERA dot.で5月17日に配信した『【独自】「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥』の記事について19日、芹澤清・防衛省官房長名の「貴社報道に対する申し入れ」が郵送で届きました。これに関する弊社の見解は次の通りです。

今回の記事は、人の生命・安全に影響を及ぼす新型コロナウイルスのワクチン大規模接種に関する予約システムについて、架空の市区町村コードや接種券番号で誰でも予約ができてしまう脆弱性があり、このシステムを使って重大な不正行為が行われる恐れがあることを指摘したものです。この点について事前に防衛省とシステムの委託先の会社に見解を求めましたが、明確な回答は得られませんでした。取材過程における予約は情報に基づいて真偽を確かめるために必要不可欠な確認行為であり、記事にある通り、確認後にキャンセルしております。65歳以上の接種希望者の接種の機会を奪い、ワクチンを無駄にするものではありません。政府の施策を検証することは報道機関の使命であり、記事は極めて公益性の高いものと考えております。
2021年5月19日 株式会社 朝日新聞出版

 

関連過去記事

大規模接種センターの予約問題で毎日新聞が反論!「公益性高い」 安倍晋三氏「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える」
https://johosokuhou.com/2021/05/19/47214/

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