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自民党の須田旭府議、保健所に200回電話で繋がらず 父親が新型コロナウイルスに感染して死亡 


自民党の須田旭(あきら)府議の父親が新型コロナウイルスに感染したところ、保健所に200回以上の連絡をしても全く繋がらなかったとして、吉村知事に抗議したことが分かりました。

5月31日に大阪府議会で須田議員はスマートフォンの発信履歴などを見せながら、「両親の住む東大阪市の保健所に連絡がつかなかった」と指摘。
業務のひっ迫を理由にして保健所が正常に機能していないとして、大阪の医療提供体制に疑問を投げ掛けました。

この指摘に吉村知事は「ひっ迫している中で態勢強化を図ってきたが、十分ではない部分があった」などと答弁し、対応の遅れを謝罪したと報じられています。

大阪府では新型コロナウイルスの感染者急増から保健所や医療機関がパンク状態となり、依然として治療は順番待ちとなっているのが実情です。

 

保健所に200回電話つながらず 父亡くした府議が質問
https://www.asahi.com/articles/ASP506GRYP50PTIL02L.html

 大阪府議会での5月31日の一般質問で、自民党の須田旭(あきら)府議が、新型コロナウイルス感染拡大を受けた保健所業務の逼迫(ひっぱく)について、吉村洋文知事に質問した。須田氏は新型コロナに感染した父親を19日に亡くした。保健所に200回以上電話したがつながらなかったという。

須田氏は、自身のスマートフォンの発信履歴をパネルで示し、両親の住む東大阪市の保健所に連絡がつかなかったと指摘した。両親の陽性が4月26日にわかり、症状が悪化してきた父勇一さん(68)の代わりに保健所に電話し続けたが、26日夕方から27日朝にかけてつながらなかったという。5月1日に入院できたが、病院の医師から「明らかな肺炎でよくない状況」と言われたという。さらに悪化し大学病院に転院したが、亡くなった。

 

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