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【警戒】英国でコロナ再拡大、ワクチン接種でも感染報告が相次ぐ!再生産数が最大7のデルタ株 ワクチン効果に疑問符も


*BBC
ヨーロッパのイギリスで新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加しています。

ウイルス対策の強化やワクチン接種の拡大から感染者数が減少傾向になっていたイギリスですが、それが今月に入ってからジワジワと増加傾向に変化し、最新の速報値だと1日1万人以上の新規感染者を記録しました。
特にインド変異株であるデルタ株の拡大傾向が凄まじく、イギリス国内におけるデルタ株の再生産数(R)は7に達するほど増加。
半年前のメインであったイギリス型変異株(アルファ株)と比較しても感染拡大の勢いは強い傾向が見られ、数字だと40~80%ほどの変動となっています。

イギリス政府はこの事態を重く受け止め、ロックダウン(都市封鎖)の延長や追加のウイルス対策を実施する方向で検討中だと発表しました。
公共交通機関でもマスク着用が事実上の義務付けとなり、当面は2回目のワクチン接種を全国に実施するまで強いウイルス対策を継続するとしています。

ただ、肝心のワクチンもデルタ株(インド変異株)に対しては効果が弱いとする調査報告も見られ、国立国際医療研究センターのチームは「強力な効き目がある新しい抗ウイルス薬が必要だ」とコメントしていました。

 

United Kingdom コロナ統計
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/uk/

「感染力強いデルタ株のR(再生産数)は最大7」英当局 日本はワクチン接種急げ
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2021/06/r7.php

<ワクチン接種が進んだイギリスで、インド変異株(デルタ株)の感染爆発が止まらない。オリンピック開催を控えた日本は、その脅威を封じ込められるのか>

[ロンドン発]ワクチンの1回目接種が成人人口の8割、2回目は58%に達したイギリスでデルタ(インド変異)株の感染爆発が止まらない。1日当たりの新規感染者はついに9千人を突破した。英イングランド公衆衛生庁(PHE)の感染症担当スーザン・ホプキンス博士は6月16日、下院科学技術委員会でデルタ株の再生産数(R)は7に達する恐れがあると警告した。

Rは感染した人から何人に二次感染するのかを表した数字。ホプキンス博士は「デルタ株はアルファ(英変異)株に比べると広がり方が40~80%も増している。家庭内で感染する確率で66%、二次罹(り)患率も30~40%高い。何も対策を施さなかった場合、デルタ株のRは5以上、おそらく最大で7になる恐れがある」と証言した。

 

 

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