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河野太郎氏が要請したFAX全廃、全省庁から批判噴出で断念へ!「メールにするとセキュリティーを確保する準備が必要」


*河野太郎氏
河野太郎行政改革担当相が肝いりの政策として、全ての省庁に要請していたFAX(ファックス)の全廃が中止になったことが分かりました。
当初は年内にもFAXを全廃し、メールなどにシステムをまとめるとしていましたが、省庁側から数百件の批判や反対意見があり、最終的には断念を決定したとのことです。

北海道新聞の記事には関係者のコメントとして、「メールに切り替えるとセキュリティーを確保する新システムが必要」「通信環境が十分ではない」「危機管理上、複数の回線確保が必要」というような声があったと紹介されていました。

どうにも、日本の官僚たちはFAXの方がセキュリティの観点で優秀だと見ているようですが、メールよりもFAXの方が優秀とする根拠は一つもなく、ネット上でも多くの国民から困惑の声が相次いでいます。
世界的にも日本の行政システムは非常に古く、使っている内容は後進国と比べても酷いです。
一部の自治体などで限定的にメールを使っている場所もありますが、IT国家とは程遠いのが実情で、このままだと化石のようなシステムを使い回すことになるかもしれません。

 

河野氏要請の省庁ファクス全廃 反論殺到で断念
https://news.yahoo.co.jp/articles/723363984320fff62f4697606b320ee2c1c33b3b

河野太郎行政改革担当相が先月、霞が関の全省庁に要請したファクス廃止に対し、「できない」との反論が数百件寄せられ、政府が全廃を事実上断念したことが分かった。情報漏えいの懸念や通信環境への不安などが理由で、一定程度の使用を認める方針だ。

 

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