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麻生太郎氏の台湾防衛発言、アメリカは寝耳に水?中国外務省は大激怒!アメリカ政府高官「台湾の独立は支持しない」


麻生太郎副総理が台湾について、「中国が台湾に侵攻すれば安全保障関連法の存立危機事態に認定し得る」などと発言した件が波紋を広げています。

麻生氏の発言に素早く反応したのは中国で、中国外務省は「強烈な不満と断固たる反対」を表明。両国関係に深刻な影響を及ぼす恐れがあるとして、日本側に正式な抗議を行ったと明らかにしました。
中国としては一つの中国政策で台湾を独立国家として認めておらず、台湾防衛に言及した麻生氏の発言は敵対宣言にも等しいとして受け止められています。

一方で、日本の同盟国であるアメリカにとっても麻生氏の発言は寝耳に水だったようで、米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は記者会見で「強力で非公式な関係を支持しているが、独立は支持しない」とコメント。
台湾の独立そのものは支持しているわけではないではないと強調し、麻生氏の発言とは微妙に異なる認識を示しました。

麻生氏が勝手に独断で突っ走った発言をしたのだと思われ、アメリカ政府高官の発言からもそれが見え隠れしているところです。台湾は歓迎するとしていますが、日米の認識に違いがあることが表面化した形で、本来はする必要性がない発言だったと思われます。

 

麻生氏発言に反発 中国外務省
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aae741f384a4cc6efd3aba3d72b8267fab1a5f4

 【北京時事】麻生太郎副総理兼財務相が5日の講演で、中国が台湾に侵攻すれば安全保障関連法の存立危機事態に認定し得るという認識を示したことに対し、中国外務省の趙立堅副報道局長は6日の記者会見で「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。

台湾独立「支持せず」 米NSCのキャンベル氏
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN06DMI0W1A700C2000000/

【ワシントン=永沢毅】米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は6日、台湾との関係について「強力で非公式な関係を支持しているが、独立は支持しない」と述べた。中国大陸と台湾は1つの国に属するとする「一つの中国」政策を歴代米政権と同じく踏襲する立場を改めて示した。

 


 

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