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【緊急】九州各地に大雨特別警報を発令、「緊急安全確保」の呼び掛け!熊本県や鹿児島県など 気象庁「命を守る行動を」


九州地方の各地に大雨特別警報が発令され、地域によっては「緊急安全確保」や「避難指示」も発表されています。

7月10日の時点で大雨特別警報が出ているのは鹿児島県と宮崎県、熊本県の3県で、この地域を対象にして9万3000世帯あまりのおよそ19万9000人に避難指示が出ているところです。
鹿児島県薩摩川内市や熊本県人吉市では最も高い警戒レベルである「緊急安全確保」が発表され、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼び掛けられています。

今後の見通しとしては鹿児島県で発生した「線状降水帯」を中心にして記録的な豪雨が続く見通しで、明日も天気が崩れ気味になると予想されていました。
先日に大雨で大きな影響を受けた中国地方も影響を受ける可能性があり、当面は西日本を中心にして、大雨や土砂災害などに警戒が必要です。
 

鹿児島県、宮崎県、熊本県に大雨特別警報発表
https://www.jma.go.jp/jma/press/2107/10a/20210710.html


鹿児島県、宮崎県、熊本県の市町村に大雨特別警報を発表しました。これまでに経験したことのないような大雨となっています。
特に土砂災害警戒区域や浸水想定区域などでは、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、警戒レベル5に相当します。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければならない状況です。
※指定された避難場所への避難がかえって危険な場合には、少しでも崖や沢から離れた建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保する必要があります。

熊本 人吉 市内全域に「緊急安全確保」命が助かる行動を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131221000.html

熊本県人吉市は、大雨特別警報が発令されたため、午前6時15分、市内全域の1万5308世帯3万1223人に、「緊急安全確保」を出しました。

鹿児島 薩摩川内 離島除く全域に「緊急安全確保」命守る行動を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131281000.html

鹿児島県薩摩川内市は、午前7時に離島を除く川内地域全域の合わせて4万3549世帯8万9098人に出していた避難指示を「緊急安全確保」に切り替えました。

避難指示 鹿児島・宮崎・熊本で計9万3000世帯余に(7時20分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131141000.html

避難指示は、鹿児島県、宮崎県、熊本県の3つの県に出ています。NHKが午前7時20分現在で取りまとめたところ、9万3000世帯余りのおよそ19万9000人を対象に出されています。
避難指示は、5段階の大雨警戒レベルのうちレベル4にあたり、大雨によって土砂災害の危険性がさらに高まり「土砂災害警戒情報」が出されたり川の水位が上昇して「氾濫危険情報」が発表されたりするような状況です。

 

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