新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

分科会・尾身会長「大変な危機感を感じている。感染がさらに拡大する」「7割ワクチン接種でも集団免疫の獲得は難しい」


新型コロナ分科会の尾身会長が新型コロナウイルスの感染状況に強い危機感を示しました。

7月29日の閉会中審査で尾身会長は「医療の逼迫というものがもうすでに起き始めている」「大変な危機感を感じている。感染がさらに拡大する傾向は間違いない」と述べ、東京都で過去最多の感染者数を確認したことについて、まだ増加途中に過ぎないと強調。
更に続けて、「国民の70%がワクチンを接種したとしても、おそらく残りの30%がプロテクト(防護)されることにはならない」ともコメントし、集団免疫の獲得は難しいとの認識を語っていました。

ワクチンに期待するとしつつ、国民全員がウイルス対策を意識することが大切だとして、政府に今まで以上の強く明確なメッセージを出すように求めています。

国会では野党から政府のウイルス対策に対する懸念や感染拡大に対する責任を追及する声もありましたが、政府側は従来の政策を継続するとの答弁ばかりで、新しいウイルス対策を打ち出すことはありませんでした。
尾身会長や専門家も政府に強い対応を要望していますが、どうにも政府にその危機感が伝わっていない印象があるところです。

 

7割接種でも「集団免疫」は困難 尾身会長
https://www.sankei.com/article/20210729-2SSYLLUZA5NW5JW2OE7UIMFMPA/

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は29日の参院内閣委員会の閉会中審査で、「国民の70%が(ワクチンを接種)したとしても、おそらく残りの30%がプロテクト(防護)されることにはならない」と述べ、接種が一定程度進んでも、社会全体での「集団免疫」の獲得は難しいとの認識を示した。

国内感染者最多、尾身氏「さらに拡大間違いない」…参院閉会中審査で警鐘
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210729-OYT1T50220/

参院内閣委員会は29日午前、新型コロナウイルス対応をめぐる閉会中審査を行った。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、28日の国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が9582人と過去最多になったことについて、「大変な危機感を感じている。感染がさらに拡大する傾向は間違いない」と指摘した。

 


 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!