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ワクチン不妊デマ、拡散元の共通ワードは「尖閣」「アノン」「左翼」「集団ストーカー」など 極端な政治思想が多く


*NHK
NHKが新型コロナウイルスのワクチンデマを拡散しているアカウントを調査分析したところ、一定の共通ワードや政治思想でまとまった集団になっていることが分かりました。

NHKは「ワクチン接種で不妊になる」というデマ情報に関して20万件分の投稿をリサーチし、拡散しているアカウントやユーザーには共通ワードの存在があることを突き止めます。
その共通ワードとして紹介されたのが「尖閣」「アノン」「不正選挙」「バイデン」「左翼」「ヘイトスピーチ」「在日」「日本人差別」「集団ストーカー」「イルミナティ」などで、右翼や左翼のような政治思想を持っている傾向が多いと報道されていました。

また、上位20の発信者の投稿だけで全体の約4割を占め、その界隈の人気ユーザーが柱とって情報が急激に広がっていることも確認されたと取り上げられています。

いわゆる陰謀論や極右・極左関連が多く、新型コロナウイルス以前から極端な意見を持っている人がそのままワクチンのデマ情報を拡散しているのが実態です。
新型コロナウイルスのワクチンは副反応やアレルギー反応は数多くありますが、不妊になるとの確定的な調査報告は見られず、このような情報を広げる前に1人1人がしっかりと精査する必要があると言えます。

 

“ワクチンで不妊”のデマ なぜ拡散し続けているのか
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/k10013192071000.html

去年からネットで広がっている「ワクチン接種で不妊になる」という、科学的根拠がないとして多くの専門家が否定している情報は、誰が広め、なぜ拡散し続けているのか。
私たちが専門家と協力してSNSのビッグデータを分析したところ、誤った情報の「拡散者」の存在と、そこにごく一部の現役の医療関係者たちが加わっていることも見えてきました。

 

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