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パラリンピック指定病院が組織委の要請拒否!複数の病院で動き 「コロナ対応を優先する」


*Google
今月24日に開催される東京パラリンピックで、指定病院が組織委員会の要請を拒否していることが分かりました。

朝日新聞の記事によると、大会関係者に傷病者が出た場合に受け入れる指定病院とされていた都立墨東病院は「コロナ対応を優先する」として、組織委員会の要請を断ったとのことです。

同じような動きは複数の病院で見られるとして、関係者からは「災害モードでコロナに対処すべきだと言われている時期に、こうした協力を約束することはあり得ない」「パラリンピックだけに特別なことはできない」などと指定病院に否定的な声が相次いでいると報道されています。

元々、指定病院は今ほど新型コロナウイルスの感染者が多くない時期に決められたもので、情勢が変わったことで一気に病院側が拒否に動いた形です。

ネット上ではこの動きを称賛するコメントが飛び交い、同時にパラリンピックの中止や変更を求める意見が多数となっていました。

墨東病院のコメント

本日、当院がパラリンピック開催に際して、大会組織委員会からの重症患者等の救急搬送受入要請を断ったとの記事がありました。
当院は、現在の新型コロナ感染症の状況の中、区東部地域の基幹病院として、新型コロナ対応を最優先に行いながら、救命救急センターを運営し、重症患者等を受入れ、診療を行っております。
パラリンピック大会開催期間において、競技会場において重傷事故が発生した場合においても、大会組織委員会との覚書に基づき、重症度と緊急度に応じて大会関係者の入院を受入れることとしております。
引き続き、救命センターを開設する地域の基幹病院としての役割を適切に果たして参ります。
令和 3 年 8 月 20 日 墨東病院院⾧ 足立 健介

 

パラ指定病院、組織委の要請断る 「コロナ対応を優先」
https://www.asahi.com/articles/ASP8M740VP8MULBJ00B.html

24日に開幕する東京パラリンピックで、競技会場で大会関係者に傷病者が出た場合に受け入れる「指定病院」の都立墨東病院(墨田区)が、救急で重症者を受け入れてほしいとの要請を断っていた。新型コロナウイルス感染症の感染爆発で、医療が逼迫(ひっぱく)していることが理由という。ほかの複数の病院にも同様の動きがある。

 

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