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福島原発の汚染水、沖合から海洋放出へ!約1キロの海底トンネルを経由、関連の概算要求214億円に!漁協組合は反発


*東電
政府が福島第一原発の処理水(汚染水)について、海洋放出する方向で意見をまとめました。

8月24日に政府は処理水の放出を原則認める方向で調整中だと発表した上で、処理水の放出によって地元の需要が減少した場合、政府が基金などを通して買い取る案を提示。
この政府案に全国漁協同組合連合会は反対を表明し、政府や東京電力に海洋放出を止めるように求めていました。

東京電力は海洋放出の案として、海底トンネルを設けて原発から約1キロほどの沖合に放出する方向で考えていると表明しています。
海洋トンネルで遠くの沖合に放出することで、福島県の地元海域におけるダメージを軽減することが出来ると強調していました。

しかしながら、依然として処理水と呼ばれている汚染水には放射性物質が数多く残り、あくまでも政府の排出基準以下であるというだけで、放射性物質が無くなったわけではありません。
国は経費として来年度予算案の概算要求にて214億円余りを盛り込む見通しだとしていますが、海洋放出前提の動きは日本国内だけではなく、諸外国からも反発を招くことになりそうです。

 

処理水の海洋放出 関連経費の概算要求214億円へ 来年度予算案
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210826/k10013224471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_026

政府が東京電力福島第一原子力発電所の処理水を海に放出する方針を決めたことを受けて、関係省庁が海での測定や水産物の販売支援などの経費として来年度予算案の概算要求に合わせて214億円余りを盛り込む見通しであることが関係者への取材でわかりました。
政府はことし4月、福島第一原発で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、国の基準を下回る濃度に薄めたうえで2年後をめどに海に放出する方針を決めました。

福島第一原発の汚染水を浄化した「処理水」沖合から海洋放出へ 海底トンネル、工期は不透明
https://www.tokyo-np.co.jp/article/126793

東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)で発生する汚染水を浄化処理した後の水について、東電は25日、海底トンネルを設けて原発から約1キロほどの沖合に放出すると発表した。東電は敷地の海側にある既存の放出口から直接放出する案も検討したが、大規模な工事が必要な沖合からの放出を決めた。

 


 

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