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新型コロナが心臓の細胞に悪影響か スパイクタンパク質で人体にダメージ持続と報告 CD147受容体が重要に?


*論文
新型コロナウイルスに感染すると心臓の細胞にも長期間に渡ってダメージが持続する可能性があることが分かりました。

これはイギリス・ブリストル大学の研究チームが発表した最新調査で、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が細胞の正常な機能を阻害し、サイトカインストームのような異常な炎症反応を引き起こしていることが発覚。
新型コロナウイルスが体内から消滅した後もスパイクタンパク質が血流中に残って、様々な臓器などに悪い影響を与えるとまとめていました。

実際に新型コロナウイルスの感染者が長期の後遺症や体調不良を訴えており、日本においても中々完治しないとの話は多数あります。

研究チームは合わせてスパイクタンパク質と結合するCD147という受容体の働きをブロックしてみたところ、細胞とスパイクタンパク質の反応が止まったとして、新型コロナウイルスの治療法のキッカケになるのではないかと伝えていました。

この受容体の動きをどうやって阻止するのかがかだいになると思われ、これが簡単に実現することが出来るようになれば、新型コロナウイルスの新たな治療薬を開発することが出来るようになるかもしれません。

 

The SARS-CoV-2 Spike protein disrupts human cardiac pericytes function through CD147-receptor-mediated signalling: a potential non-infective mechanism of COVID-19 microvascular disease
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.12.21.423721v2


そこで、我々は、Sタンパク質が初代ヒト心臓のPCのシグナル伝達と機能に及ぼす影響を調べることを目的とした。その結果、in vitroでは、心臓のPCはSARS-CoV-2の感染に対して寛容ではなく、組換えSタンパク質単独ではPCの機能変化を引き起こすことが初めて明らかになった。

新型コロナの「スパイクタンパク質」が心臓の細胞に悪影響を与えるとの研究結果、ウイルス本体が消えても人体へのダメージが続く可能性
https://gigazine.net/news/20210907-covid-19-spike-protein-cells-heart/

これまでの研究により、新型コロナウイルスは肺だけでなく心臓や腎臓などの臓器にも血栓を生じさせることが分かっています。さらに、心臓の血管にある細胞を新型コロナウイルスのタンパク質にさらす実験により、直接ウイルスに感染していない心臓の細胞がウイルスのタンパク質によりダメージを受ける可能性があることが確認されました。

 

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