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柏崎刈羽原発、テロ対策に続いて今度は火災検知器約100台に不備発覚!適正な位置に設置せず テロ対策は意識の低さを東電認める


*東電
東京電力が管理している柏崎刈羽原発(新潟県)で新たな不備が発覚しました。

東京電力は9月22日に柏崎刈羽原子力発電所の調査資料を発表し、新規制基準対応が必要な全ての火災感知器(約2,000個)を調査したところ、その内の約100個が設置基準を満たさない場所にあったとのことです。

東電が発表する前に朝日新聞が独自スクープとして報道していたもので、東京電力は「これらの案件で確認された問題点については、今後総点検を継続していく中で組織要因を含めた深掘りを行い、対策を立案・実施する」とコメントしていました。

他にも柏崎刈羽原発では去年3月以降にテロリストの侵入を検知する複数の設備が壊れ、その後も設備の故障状態や不備が続いていたとして原子力規制委員会から注意喚起を受けています。

この件についても「原子力部門全体で核セキュリティーに対する意識の低さがあった」などと弁明していましたが、火災検知器の不備を含めて、相次ぐ問題に東電への不信感が強まっているところです。

 

柏崎刈羽原子力発電所7号機の安全対策工事一部未完了を受けた総点検の取り組み状況について
https://www.tepco.co.jp/press/news/2021/pdf/210922a.pdf

東電柏崎刈羽原発の火災感知器、約100台に不備 ずさんな工事再び
https://www.asahi.com/articles/ASP9M6RX2P9KULBJ016.html?iref=comtop_7_01

 東京電力柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で、施設内にある火災感知器の約100台が、新規制基準で定めた適正な位置に取り付けられていないことが関係者への取材でわかった。出火時に煙や熱をいち早く検知できず、対応が遅れる恐れがある。同原発では、テロ対策の不備や安全対策工事の未完了が相次いで発覚し、東電の安全に対する姿勢が問われている。

東京電力 柏崎刈羽原発のテロ対策不備「意識の低さあった」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210922/k10013272471000.html

新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所でテロ対策上の重大な不備が相次いだ問題で、東京電力は「原子力部門全体で核セキュリティーに対する意識の低さがあった」などとする報告書を原子力規制委員会に提出しました。

 

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