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個人消費壊滅でGDPが再びマイナス転落の見通し 専門家「五輪効果以上にコロナの影響が大きく、完全にかき消された」


7~9月期の日本の実質GDP(国内総生産)が2四半期ぶりのマイナス成長となる見通しです。

ブルームバーグの記事によると、夏の東京オリンピックで上がった分の経済成長よりも新型コロナウイルスの感染拡大によって落ち込んだ個人消費のダメージが大きく、政府が期待していた五輪効果はほぼ消え、ブルームバーグ調査の予想(中央値)で年率0.7%減となっています。
感染者数の減少から10~12月期はプラスになると予想されていますが、依然として個人消費の低迷は続くと思われ、部品不足の影響もあって輸出を含めて大きな伸びは期待することが出来無さそうです。

記事の中で野村證券の美和卓チーフエコノミストも「(コロナ感染拡大の影響が大きく五輪効果は)完全にかき消された」とコメントしているほどで、今後も新型コロナウイルスの感染状況によって日本の景気は大きく上下することになると予想されています。
少なくとも政府が減税などの大きな経済政策に踏み込まなければ、今の状況がズルズルと続くことになるでしょう。

 

消費不振で2期ぶりマイナス見通し、コロナ減少で回復も視野-GDP
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-11/R2C44ZT0AFB401?srnd=cojp-v2

日本経済は2021年7-9月期に2四半期ぶりのマイナス成長になったとみられている。新型コロナウイルスの感染急拡大で個人消費が大きく落ち込んだ上、供給制約による自動車の減産で輸出が鈍化したことも影響した。ただコロナ感染者数は大幅に減少しており、10-12月期はプラス成長に戻るとの見方が多い。
内閣府が15日発表する実質国内総生産( GDP)速報値は、ブルームバーグ調査の予想(中央値)で前期比0.2%減、年率0.7%減が見込まれている。

 

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