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新変異株のオミクロン株、日本も最警戒レベルに引き上げ!懸念される変異型(VOC)に指定 世界各国で入国制限強化


*国立感染症研究所
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、日本政府の直轄である国立感染症研究所が警戒レベルを最高レベルに引き上げると発表しました。

国立感染症研究所は世界各国から集まった情報を分析した結果を発表し、「オミクロン株に共通するスパイクタンパク質の変異のうち、H655Y、N679K、P681HはS1/S2フリン開裂部位近傍の変異であり、細胞への侵入しやすさに関連する可能性がある。nsp6における105-107欠失はアルファ株、ベータ株、ガンマ株、ラムダ株にも存在する変異であり、免疫逃避に寄与する可能性や感染・伝播性を高める可能性がある」と評価。
今回のオミクロン株では過去に見られなかったような強い変異が複数で見られるとして、最も警戒レベルの高い「懸念される変異型(VOC)」に指定しました。

この国立感染症研究所が発表している指定情報は自治体や厚生労働省の参考基準にもなり、これから日本政府も本格的なオミクロン株対策を行う見通しです。

11月29日の時点でオミクロン株はイギリスやドイツ、オーストラリア、香港でも感染報告が見られ、世界各国がアフリカからの入国を厳しく制限しています。
さらなる感染拡大を防ぐために入国制限を広げる動きもあり、この冬は再び世界規模のコロナ規制が実施されることになりそうです。

 

国立感染症研究所 SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)について(第2報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10792-cepr-b11529-2.html

2021年11月26日、国立感染症研究所は、PANGO系統でB.1.1.529系統に分類される変異株を、感染・伝播性、抗原性の変化等を踏まえた評価に基づき、注目すべき変異株(VOI)として位置づけ、監視体制の強化を開始した。2021年11月28日、国外における情報と国内のリスク評価の更新に基づき、B.1.1.529 系統(オミクロン株)を、懸念すべき変異株(VOC)に位置付けを変更する。

日本も新変異型を最警戒レベルに引き上げ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA283160Y1A121C2000000/

国立感染症研究所は28日、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの「オミクロン型」について、最も警戒レベルの高い「懸念される変異型(VOC)」に指定したと発表した。

新型コロナ「オミクロン株」感染広がる 各国が入国制限強化
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211129/k10013365801000.html

南アフリカで確認された新たな変異ウイルスの感染が広がりを見せる中、オランダでは、旅客機で到着した乗客のうち13人の感染がこれまでに確認されました。
このほか、イギリスやドイツなどヨーロッパに加え、オーストラリアでも感染が確認されていて、各国はアフリカ南部からの入国を制限するなど対策を強化しています。

 

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