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オミクロン株、世界40カ国以上で感染確認!風邪ウイルスの遺伝物質を取得した可能性も ヒトの免疫システム回避に特化か


*新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界40カ国以上で確認されました。

オミクロン株の感染報告数は南アフリカで多いですが、先週頃からヨーロッパやアジア、北米でも感染報告が相次ぎ、12月6日の段階で世界40カ国以上で感染者が発見されています。

ロイター通信によると、このオミクロン株には新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の従来株とは異なる変異が多数見られ、風邪の原因となるウイルスの遺伝子配列も会ったとのことです。

アメリカのデータ分析会社nferenceのベンキー・サウンダラジャン氏は「遺伝物質を取得することでオミクロン株は自身をより人間のように見せ、ヒトの免疫システムによる攻撃を回避している可能性がある」とコメントし、オミクロン株が複数の遺伝子配列を取り込んで特殊な変異をしたことで、免疫回避の能力を得た可能性があると指摘。

今までのウイルスと比べて感染力が格段に上昇するも、症状が軽症または無症状になりやすいことを意味していると取り上げられています。

依然としてオミクロン株は不明な部分が多く、長期的な症状や後遺症の部分は分かっていません。
いわゆる弱毒化とは異なる可能性もあると言え、引き続きオミクロン株の特性は調査が必要になりそうです。

 

オミクロン株、風邪ウイルスの遺伝物質取得の可能性=米研究
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-omicron-idJPL4N2SR00I

[ニューヨーク 3日 ロイター] – 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は、同じ細胞内に存在する別のウイルスの遺伝物質の一部を取得することで、少なくとも一つの変異を獲得した可能性が高い、という見解を米国の研究者らが示した。

 

 

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