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安倍晋三元首相、北方領土交渉で2島返還軸に転換していた!「100点を狙って0点なら何の意味もない」


*安倍晋三氏
安倍晋三元首相が在任中に行っていた北方領土交渉について、今まで日本政府の方針としていた「4島返還」を見直し、独自に「2島返還」でロシアとの交渉を進めていたことが分かりました。

これは北海道新聞のインタビュー記事の中で安倍氏が認めたもので、安倍氏は「100点を狙って0点なら何の意味もない。到達点に至れる可能性があるものを投げかける必要があった」と述べ、事実上の2島返還を軸にして交渉を行っていたと言及。
さらに続けて岸田文雄首相に対しても、「路線を考え直せば日ロ関係は100パーセント後退する」などと触れ、安倍路線の継続を強く求めていました。

安倍氏は2018年11月の日露首脳会談で歯舞群島と色丹島の日本への引き渡しを明記した日ソ共同宣言を交渉の基礎としており、それから4島返還は遠のいたと言われています。
結果的に安倍政権で4島返還から2島返還に後退しただけではなく、経済支援も行うことになったわけで、安倍氏の北方領土交渉は大きなマイナスで終わったとまとめることが出来そうです。

少なくとも情勢が大きく変わるまでは北方領土の返還はほぼ無理な情勢で、安倍氏が残した負の遺産は日本の未来に大きな汚点を残すことになるでしょう。

 

<安倍元首相単独インタビュー>北方領土「2島返還軸」への転換認める 「100点狙って0点なら意味ない」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/627638

安倍晋三元首相は、首相在任中に取り組んだ北方領土問題を含むロシアとの平和条約交渉について、北海道新聞の単独インタビューに答えた。安倍氏は2018年11月のシンガポールでの日ロ首脳会談で、歯舞群島と色丹島の日本への引き渡しを明記した日ソ共同宣言を交渉の基礎としたことについて「100点を狙って0点なら何の意味もない。到達点に至れる可能性があるものを投げかける必要があった」と述べ、北方四島の返還ではなく、2島返還を軸とした交渉に転換したことを事実上認めた。「路線を考え直せば日ロ関係は100パーセント後退する」とも述べ、岸田文雄首相に対ロ外交戦略の継承を求めた。

 

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