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福島第一原発の処理水放出、風評被害対策で水産物などの買い取り基金 23年春に放出予定 行動計画の実行を指示


*東電HP
政府が2023年春に予定されている福島第一原発の処理水放出に向けて、福島沖の周囲で水産物などを買い取るための基金を作ることが分かりました。

NHKの記事によると、この基金は政府が風評被害対策の一環で設立したもので、今年度の補正予算だけで300億円を計上しているとのことです。
それとは別に事業者への賠償も検討しており、中長期的な対策案を盛り込んだ行動計画をまとめ、来年度中にも中間報告を正式決定するとしています。

一方で、地元住民や漁協団体からの反発は根強く、隣国の韓国からもデータ開示を求める声が出ているほどです。
日本政府も各国の要人らに説明するとしていますが、東京電力の処理装置はプルトニウムやストロンチウムなどの有毒な核種を完全に除去することが出来ていない上に、トリチウムも政府の基準値以下となっているだけで消えているわけではありません。

 

福島第一原発の処理水 政府が風評対策など行動計画実行を指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211228/k10013407211000.html

東京電力 福島第一原子力発電所の処理水を、海に放出する方針をめぐり、政府は、中長期的な風評被害対策などを盛り込んだ「行動計画」を、まとめました。
松野官房長官は、今も風評への懸念があるとして「行動計画」に盛り込んだ対策を、着実に実行に移すよう指示しました。

 

 

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