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【重大判例】国民審査の投票、在外の日本人ができないのは「違憲」と最高裁判決!国に対応迫る


最高裁判所の裁判官を決めるための国民審査について、最高裁判所大法廷が初めて違憲とする判決を下しました。

NHKの記事によると、これは海外に住んでいる日本人らが「選挙は海外に住んでいる人の在外投票ができるのに国民審査の投票ができないのは憲法に違反する」と主張して国を訴えた裁判で、国側は「国民審査は選挙とは位置づけが異なり不可欠とはいえない」として反発していましたが、最高裁判所はそれを認めず、違憲との判決を言い渡したとのことです。

大谷直人裁判長は「選挙権と同様に国民審査の権利を平等に保障しており、権利を制限することは原則として許されない」と指摘し、国民審査と選挙権で差をつけることは原則として許されることではないと言及。
国の言い分を全面否定した上で、現在とは異なる投票用紙や方法を採用するための法整備を行うように促していました。
最高裁が法律の規定を憲法違反とした判例はほぼ全て法改正が行われていることから、国が近い内に何らかの対応をする可能性が高いです。

国は参議院選挙もそのまま乗り切ろうとしていただけに、この重大判例は政府の国会対応にも大きな影響を与えることになるでしょう。

 

国民審査 “在外の日本人が投票できないのは違憲” 最高裁判決
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220525/k10013642561000.html

最高裁判所の裁判官について、ふさわしい人か審査する国民審査に、海外に住む日本人が投票できないことが憲法違反かどうかが争われた裁判で、最高裁判所大法廷は、海外に住む人の投票を認めていないことは憲法に違反するという初めての判決を言い渡しました。
最高裁がこれまでに法律の規定を憲法違反としたケースはすべて法改正が行われていて、国は対応を迫られることになります。

 

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