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日銀総裁と岸田首相が緊急会談、円安進行で意見交換 「急速な円安進行は好ましくない」


*官邸
日本銀行の黒田東彦日銀総裁と岸田文雄首相が会談を行い、過度な円安進行に口先介入を行いました。

ロイター通信によると、6月20日に岸田首相と黒田総裁は現在の経済情勢について意見交換を行い、その中で為替市場は急速な円安が進行しているとの認識で一致し、「最近の急速な円安進行は好ましくない」というようなやり取りを行ったとのことです。
その上で、今後とも十分に為替市場の動向を注視として、引き続き政府と連携して対応する体制を整えるとしていました。

円安の原因となっている金利問題や金融政策の具体案はそのままで、あくまでも急速な円安進行に懸念を示しただけとなっています。

この会談を受けて為替市場は一瞬だけ円高方向に動きましたが、今は高値止まり状態が続いているところです。

 

急速な円安進行は好ましくないと説明、首相との意見交換で=日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/boj-forex-idJPKBN2O10EF

[東京 20日 ロイター] – 黒田東彦日銀総裁は20日、岸田文雄首相と会談し、現在の経済情勢について意見交換した。黒田総裁は為替相場について、経済金融のファンダメンタルズを反映して安定的に推移するのが肝要であり、最近の急速な円安進行は好ましくないと首相に伝えたことを明らかにした。その上で、今後とも十分に為替市場の動向を注視し「政府と連携して適切に対応したい」との考えを示した。

 

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