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岸田首相の長男、秘書官登用に批判噴出!自民党内部からも不満 「今は『わが家』ではなく『わが国』に専念すべきとき」


*官邸
岸田文雄首相が長男の翔太郎氏(31)を首相秘書官に起用した件が波紋を呼んでいます。

時事通信社の記事によると、この秘書官登用は官邸側がほぼ独断で決めたようで、自民党内部からも「国民感覚とずれている」「今は『わが家』ではなく『わが国』に専念すべきときだ」「周辺が止めるべきだった」というような困惑の声が相次いでいるとのことです。
野党は臨時国会を通して今回の人事を批判することになると見られ、世間的にも批判や不満の声が多い世襲登用だけに、岸田首相の対応によっては政権崩壊に直結するかもしれません。

これまでの歴代内閣では信頼できる人を首相秘書官とするケースが多く、首相と長く一緒に活動をしていた官僚や与党関係者が選ばれることが多かったです。

昨年12月に衆議院選挙で落選した石原伸晃自民党元幹事長を内閣官房参与に一時起用したことも「お友達人事」と批判されたわけで、首相長男の起用はさらに反発を招くことになると思われます。

 

岸田首相長男の秘書官登用が波紋 野党批判、自民戸惑い
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100400995&g=pol

 岸田文雄首相は4日に就任1年を迎えたのに合わせ、公設秘書で長男の翔太郎氏(31)を政務担当の首相秘書官に起用した。周辺は「人事の硬直化回避が狙い」と説明するが、政府内では「世襲をにらんだ布石」との見方がもっぱら。野党は「身びいき」と批判し、自民党内では「政権への逆風が強まりかねない」と戸惑いが広がる。

 

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