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「強制入院」を法改正、家族の同意なくても入院可能に!本人の意思を無視した入院も懸念 


精神科病院における「強制入院」の措置を見直すための法案が審議入りしました。

朝日新聞の記事によると、今回の障害者関連法の改正案では精神科病院の強制入院に関して医療保護入院の要件を変更し、家族の同意が無くても専門家や市町村などの判断で強制入院が可能になるとのことです。
これまでは本人の同意が得られない場合には、原則として家族の同意が必要とされていました。

合わせて施設内での職員らの虐待行為を通報するように義務付ける内容も盛り込まれましたが、本人や家族の同意が無いまま強制入院措置が出来ることに懸念を示す声は多いです。
かつての日本には「私宅監置」と呼ばれる精神障害者の隔離措置があり、それが社会問題となったこともありました。

やや内容は異なりますが、それでも本人の意思を全く必要としていない点は同じで、基本的人権の侵害に繋がる可能性は否定が出来ないです。

 

精神科の「強制入院」、家族の同意なくても可能に 改正法案審議入り
https://www.asahi.com/articles/ASQC94KBFQC9UTFL009.html

障害者が地域で暮らせるよう支援を強化する障害者関連法の改正案が9日、衆院で審議入りした。柱の一つが精神科病院での「強制入院」の見直しだ。孤独にならないよう外部との交流を支援したり、入院期間を定めて長期化を防いだりする。一方、家族の意思表示がない場合に市区町村長の同意で入院が可能になるため、当事者からは本人の意思によらない入院が増えるとの懸念も出ている。

 

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