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1時間あたり4.4シーベルト、2時間で人間が死亡する線量を測定!福島第一原発の地下で発見された土のう 


*東京電力
福島第一原発の地下で放射線量が非常に高い土のうが廃棄物として残されているのが確認されたことが分かりました。

NHKや東京電力の発表によると、福島第一原発の地下には事故対応で汚染水を移動した際に、放射性物質を吸着するたの「ゼオライト」という物質や活性炭などを入れた土のうが使われ、それが今も残った状態になっているとのことです。
土のうの総数は2850袋で41トンにものぼり、中には表面の放射線量が1時間あたり4.4シーベルトまで上昇している土のうがあるとされています。
この値は人間が2時間ほどで死亡すると言われている放射線量で、東京電力は今年度中に回収作業を行う方向で準備を行っている最中だとしていました。

回収作業では特殊なホースを使って吸い上げ、保管容器に土のうを移動するとしていますが、計画の承認は9月頃となる見通しで、安全性の確認などからさらに遅くなる可能性もあるとしています。

福島第一原発1号機で格納容器の底が崩壊状態になっていることが確認されたばかりで、このまま作業が長期化した場合、地震や大雨などの追加災害で損傷が拡大する懸念も高まっているのが実情です。

 

福島第一原発 地下の放射線量極めて高い土のう 回収作業不透明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230501/k10014054481000.html

廃炉が進む福島第一原子力発電所の地下には、放射線量が極めて高い土のうが廃棄物として残されていて、東京電力は今年度中に回収作業を始めたいとしています。ただ、原子力規制委員会からは、作業方法の十分な検証を求められていて、予定どおり進められるかは不透明な状況です。
福島第一原発には、事故対応で発生した汚染水を敷地内にある2つの建物の地下に移した際に、放射性物質を吸着するために入れた「ゼオライト」という物質や、活性炭を含む土のうが、今も残されています。

 

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