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米国務省が渡航中止勧告を世界80%に拡大発表!最も危険とされるレベル4 インドでは1日27万人の新規感染 二重変異株の拡散で被害


*アメリカ国務省
アメリカ国務省が世界全体の80%対象として、最も危険とされるレベル4の「渡航してはいけない」とする勧告を出しました。

ロイター通信によると、アメリカ国務省は「渡航者に前例のないリスクがある」として、今でのブラジルやロシアなど世界34カ国に追加する形でを130カ国を加えたとのことです。
ヨーロッパの大部分やアジア地域なども対象となっており、世界規模の交流はほぼストップ状態になっています。

一方で、世界の感染状況を見ると、一番深刻化しているのはインドであり、4月18日には約27万人の新規感染者が報告されていました。
死者数も1日1600人以上に増え、感染者が激増した影響で1つの病床を2人の患者で利用するなど医療機関は崩壊しています。

今年2月には感染者数が1日あたり2万人以下まで減っていましたが、それから二重変異株が一気にインド全土で流行し、新規感染者の大半が二重変異株となるほどの異常事態に。
インドの感染は収束する見通しが全く立たず、ワクチン接種の優等国において新型コロナウイルスが劇的に増えたことは世界各国に衝撃を与えているところです。

 

米、渡航中止勧告を世界の8割に拡大 「前例ないリスク」
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-travel-idJPKBN2C62TG

[ワシントン 19日 ロイター] – 米国務省は19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて渡航情報を改定し、最も危険とされるレベル4の「渡航してはいけない」を世界の80%の国に拡大すると発表した。「渡航者に前例のないリスクがある」としている。

COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC
https://www.worldometers.info/coronavirus/

インド、第2波で感染者・死者が過去最多に 一時は「勝利」間近と言われたが
https://www.bbc.com/japanese/56799581

インドは今、公衆保健衛生の危機を迎えている。

ソーシャルメディアは、混雑した墓地で開かれている、新型ウイルスで亡くなった人たちの葬儀の動画であふれている。病院の外で家族の死を悲しむ人々、息も絶え絶えの患者を運ぶ救急車の長い列、死者を収容しきれなくなった死体安置所、病院の廊下やロビーを埋め尽くしている患者たちの動画も続々とアップされている。

病床が不足し(1つを2人で分け合っている病院もある)、医薬品も酸素も検査も足りていない。薬は闇市場で売られ、検査は結果が出るまで何日もかかる。

 

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