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立憲の補選全勝、政治倫理審査会で申し立てが可能に!裏金問題の国会要請も視野 岸田首相は辞任せず「解散は考えていない」


*官邸
4月28日に投開票された衆院補欠選挙の影響によって、立憲民主党や野党が衆院政治倫理審査会(政倫審)に審査を申し立てすることが可能になったことが分かりました。

朝日新聞の記事によると、今回の補欠選挙の結果で立憲民主党の国会議員が3人増え、これで衆院政治倫理審査会(政倫審)の立憲民党の委員も1人増加。
衆院政治倫理審査会では各会派の委員数が所属議員数によって割り当てられていることから、この議員増加によって立憲民主党の委員が増えて、政倫審の規程上、著しい法令違反が疑われる議員への審査の申し立てに必要な3分の1以上の委員(9人)を確保できるようになりました。
野党全体の委員数は補欠選挙前だと8人で、必要な人数が1人不足していた影響で申し立てができない状態が続いていましたが、それも一気にパワーバランスが変化した形です。

一方で、岸田首相は辞任や衆議院解散を考えていないとして、選挙後の記者会見でも「補選の結果については、真摯に重く受け止めている。島根1区では自民党の政治資金の問題が大きく重く、足を引っ張ったことについては候補者にも地元で応援してくれた方々にも申し訳ない」などと述べ、敗北の責任をとって辞めることもあり得ないとしていました。

 

立憲補選全勝で、衆院政倫審申し立てが可能に 実態解明迫るカード
https://www.asahi.com/articles/ASS4X53XFS4XUTFK02MM.html

28日に投開票された三つの衆院補欠選挙を立憲民主党が全勝したことで、野党が衆院政治倫理審査会(政倫審)に審査を申し立てる可能性が出てきた。自民党派閥の裏金事件に関与しながら、国会で説明責任を果たさない自民議員に説明を迫るカードとなりそうだ。

政倫審の規程上、著しい法令違反が疑われる議員への審査の申し立てには、3分の1以上の委員(9人)の賛成が必要。しかし、補選前の野党委員は8人であと1人足りなかった。衆院事務局によると、各会派の委員は、10人以上の会派に対して所属議員数に応じて割り当てられる。今回、立憲の所属議員が3人増えた結果、立憲委員が1人増える見通しという

岸田首相 自民全敗の3補選“結果真摯に受け止め 解散考えず”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240430/k10014436801000.html

衆議院の3つの補欠選挙で自民党が全敗したことについて、岸田総理大臣は結果を真摯(しんし)に重く受け止めるとしたうえで、政治改革などの課題で結果を出し、国民の信頼回復に取り組むことで、責任を果たす考えを示しました。また衆議院の解散については全く考えていないと述べました。
28日に投票が行われた衆議院東京15区、島根1区、長崎3区の3つの補欠選挙は、いずれも立憲民主党が勝利し、自民党は候補者擁立を見送った選挙区を含め全敗しました。

 

 

関連過去記事

衆議院補欠選挙で自民党が事実上の全敗!3選挙区全てで立憲民主党が勝利!政権交代も浮上 投票率は40~50%台で低迷
https://johosokuhou.com/2024/04/29/74005/

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