3月18日に安倍晋三首相が防衛大学校の卒業式で訓示し、
「平和は決して人から与えられるものではありません。われわれの手で勝ちとるものであります。自らの手で自らを守る気概なき国を誰も守ってくれるはずはない。
安全保障政策の根幹となるのは、わが国自身の努力に他なりません。そして、わが国の平和の最終的な支えが自衛隊です」
などと平和は人から与えられるものではないと強調しました。
この訓示に中で安倍首相は北朝鮮問題や中国の軍拡にも触れ、「北朝鮮の政策を変えさせる。核・ミサイル開発を放棄させる。このために必要なことは、国際社会が一致団結して北朝鮮が具体的行動をとるまで最大限の圧力をかけていくことです。この確固たる立場は決して揺らぐことはありません」とコメント。
北朝鮮には圧力が必要だとして、日本の立場は決して揺らぐことがないとも言及しています。
本日、伝統ある防衛大学校の卒業式にあたり、これからのわが国の防衛の中枢を担う諸君に心からのお祝いを申し上げます。卒業おめでとう。
諸君の誠にりりしく、希望に満ちあふれた姿に接し、自衛隊の最高指揮官として心強く、大変、頼もしく思います。真に国民のための自衛隊たれ。自衛隊創設以来、このすばらしい理念を胸に、先輩たちは今、この瞬間も荒波を恐れず、乱気流を乗り越え、泥にまみれながらも、極度の緊張感に耐え、強い誇りをもって任務を立派に果たしています。
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