安倍晋三首相が治療薬「アビガン」の承認を今月中にも行う方向で調整していることが分かりました。
5月4日の記者会見で安倍首相は治療薬の臨床試験が進んでいるとした上で、「有効性が確認されれば、医師の処方のもとで使えるように薬事承認をしていきたい。5月中の承認を目指したい」と発言。自民党役員会でも「アビガン」を月内に薬事承認するよう指示したと発表されています。
アビガンを巡っては副作用から厚生労働省が難色を示していたというような情報もありましたが、やっと承認に向けて政府が動き出した形です。
一方で、感染者の推移によっては緊急事態宣言を期限前に解除する場合もあるとして、「1日100人を超える方々が退院など回復していいるが、それを下回るレベルまで新規感染者を減らす必要があります」と発言していました。
目安として1日100人と数字を示し、感染者数の増減が緊急事態宣言の延長判断に影響を与えるとしています。
ただ、日本はPCR検査の全体数が少ないことから、感染者数の変化はあまり信用が出来ないと言え、検査数の増加がセットでなければ、1日100人以下の目安を示しても意味がないです。
首相、治療薬アビガン「5月中承認目指す」、レムデシビル「4日に特例承認申請」
https://mainichi.jp/articles/20200504/k00/00m/040/113000c
アビガンの月内承認を指示 安倍首相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050400303&g=pol
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