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東京電力「福島第一原発の処理水で魚を飼います」「トリチウムの安全性を検証して風評対策に」


*福島第一原発
東京電力が福島第一原発の処理水で魚を飼育すると発表しました。

東京電力は4月16日の記者会見で福島第一原発の処理水放出について、新たな風評対策の試みを行うと表明。その風評対策とは福島第一原発の処理水を海水で薄め、その水を使って魚を育てるというものです。

朝日新聞の記事には、「処理水に含まれる放射性物質のトリチウムの安全性を検証し、風評対策に役立てる狙い」と書いてありますが、実験対象となる魚は水槽または生け簀(す)を活用するとしており、自然的な放射性物質の生体濃縮などはほぼ起きないと予想されています。

仮にこの飼育で魚の放射能濃度が低くても安全性を証明できるとは言えず、科学的に全く意味がないと飼育実験となりそうです。

 

東電が原発処理水で魚を飼育へ 風評対策に役立てる狙い
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd5a6e43eda343e800bc854208bfd86e2ad6e90

 東京電力は16日、福島第一原発の処理水を海水で薄めた水で、魚を飼うと発表した。処理水に含まれる放射性物質のトリチウムの安全性を検証し、風評対策に役立てる狙い。魚を飼う水槽または生け簀(す)は、原発敷地内に設置するという。

会見した小早川智明社長は狙いについて「安全面の検証と風評対策の両面」と説明。処理水を実際に海に流すレベル(100分の1以下)まで薄め、通常の海水での飼育と比較検証する計画という。飼育する魚種や数は研究者とも相談し、「早急に検討したい」(東電)とした。(力丸祥子)

 

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