*沖縄県
新型コロナウイルスの感染者が急増している沖縄県で、医師会や経営者協会などがロックダウン(都市封鎖)を要請する共同声明を発表しました。
沖縄県では新型コロナウイルスの新規感染者数が1日あたりで400人を突破し、人口10万人あたりの感染者数も165.3人で東京都を超えています。
今回の共同声明を通して、「沖縄県の感染状況は海外諸国のロックダウンに相当する」と呼び掛け、沖縄県や医療団体、経済界などが一致団結して住民に外出制限を行うように要請。
少なくとも2週間程度は外出をしないで欲しいと求めた上で、感染防止対策を強化するように提言していました。
医療機関が危機感を強めていたのはデルタ株(インド変異株)のまん延で、このままだと感染力の強いデルタ株はさらに拡大する可能性があると指摘。デルタ株の感染拡大を防ぐためにも、今の段階で徹底した措置を行う必要があると求めています。
デルタ株はアメリカ政府も最大の脅威と認定しているほどで、強い感染力と強い毒性の両方を持っており、世界的に感染が拡大しているところです。
沖縄県の感染者数
https://covid.gutas.net/place?p=47
沖縄の感染は“都市封鎖レベル” 「2週間は出掛けないで」 政・経・医が異例の緊急声明
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/796997
新型コロナウイルスの感染悪化が止まらず医療崩壊が現実になりつつあるとして、沖縄県や県医師会、県経営者協会など、政治行政、経済、医療の関係12機関・団体が1日、緊急共同メッセージを出した。県内の感染状況は海外諸国に照らすと「ロックダウン(都市封鎖)相当」とし、県民に「2週間は出掛けないで」などと感染防止対策を徹底するよう強く訴えた。新型コロナ対策で、県と各業界にまたがる主要組織が共同メッセージを出すのは初めてで、極めて異例。
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