救急患者の受け入れ先が中々決まらない「搬送困難」の事例が激増しています。
NHKの記事によると、総務省消防庁は患者の搬送先が決まるまでに病院への照会が4回以上あったケースなどを「搬送が困難な事例」と認定し、8月15日までの1週間で3361件の搬送困難があったと発表。
その前の週から464件増え、6週連続の増加を記録しています。
過去最多の数字を更新するもので、地域別だと東京消防庁管内の1837件(前週比+305件)や横浜市消防局の354件が目立っていました。
新型コロナウイルス対策ダッシュボードが発表している病床使用率では、8月18日の時点で205%となり、全国平均で2倍の数字となっています。
埼玉県の573%や東京都の414%などかなり数字が高くなっている場所も見られ、入院が出来なかった患者はそのまま自宅療養に回されているのが現状です。
“搬送困難” 過去最多に 半数以上が新型コロナ感染の疑い
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210817/k10013208581000.html
救急患者を受け入れる医療機関がすぐに決まらない「搬送困難」なケースは、この1週間で3361件と、調査を始めてから最も多くなったことがわかりました。
新型コロナウイルスの感染が疑われるケースが半数以上を占めていて、総務省消防庁は「医療機関の負荷が高まり、病床がひっ迫している状況が伺える。より一層新型コロナウイルスの感染対策を心がけてほしい」としています。
野党4党 新型コロナ“日本は戦後最大級の危機”臨時国会召集を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210817/k10013208011000.html
新型コロナウイルスの感染の急拡大が続く中、立憲民主党など野党4党は緊急集会を開き、日本は戦後最大級の危機に直面しており、与野党が協力して対策を議論すべきだとして臨時国会を速やかに召集するよう、重ねて政府・与党に求めました。
新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.stopcovid19.jp/#Kanagawa
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