新型コロナウイルス対策ダッシュボードが公開している病床使用率(対策病床数)によると、8月23日の時点で使用率は260%となり、東京都や大阪府、神奈川県、福岡県など大都市圏は全てが100%を軽くオーバー。
場所によっては病床使用率が400%を超えているほどで、入院できずに溢れ返った多くの患者がそのまま自宅療養者となっています。
いわゆる重症者向け病床も7割が都内で埋まっており、対応するための医療従事者も考えると、医療提供体制は限界値を超えているのが現状です。
現場の医療関係者からは「現場にもう余裕はない」というような声が相次ぎ、新型コロナウイルス以外の患者も徐々に制限されています。
東京都では23日の新規感染者数が4392人で、日曜日における過去最多を更新しました。
今週も感染拡大が続くと予想され、医療機関は崩壊の瀬戸際まで追い込まれています。
新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.stopcovid19.jp/
都内重症病床の使用率7割 民間病床拡大進まず
https://news.yahoo.co.jp/articles/a408640d3d1d03c004a79891a437e448c1dab82b
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、東京都内の重症者向け病床は7割前後が埋まった状態が続いている。病床の逼迫(ひっぱく)や医療スタッフ数の限界から、重症者の受け入れを断るケースも相次いでおり、医療関係者は「現場にもう余裕はない」と声を上げる。医療提供体制の確保が急務だが、病床数の拡大が思うように進まない民間医療機関もあり、都は保有施設などの活用を急ぐ。
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