*BBC
今月中にもロシアがウクライナの首都キーウ(キエフ)に再侵攻を行うとの情報が飛び交っています。
ロシアのキーウ再侵攻は昨年から指摘されていましたが、今月11日にワレリー・ゲラシモフ参謀総長(67)が現地の統括司令官に任命されたことで、一気にロシアの総攻撃が現実味を帯びてきました。
ゲラシモフ参謀総長は機甲部隊のプロフェッショナルと言われ、彼が総司令官となったのも総攻撃を前提とした下準備だと見られているのです。
さらにはここ最近のロシア軍は1日あたりのミサイル使用量を抑えている傾向が強くなっており、大攻勢に向けて戦力を温存しているのではないかと見られています。
そして、何よりもアメリカが慌ただしく動き出していることで、先日には米中央情報局(CIA)のバーンズ長官がウクライナを極秘に訪れてゼレンスキー大統領と会談。
CIA長官はロシア軍の大攻勢が近いこと、それに対するウクライナの防衛強化を求めたのだと思われ、早ければ今月中にも大攻勢が始まるのではないかと言われているほどです。
また、ベラルーシの動きも様々な情報が飛び交い、来月にもベラルーシ軍が本格参戦するとの情報がありました。
ベラルーシ側は依然としてウクライナ参戦を悩んでいると見られ、ベラルーシがどうするかも大攻勢のタイミングを決める重要な要素になるでしょう。
ロシアも欧米諸国が提供した戦車などがウクライナで展開する前に総攻撃を行う可能性が高く、あらゆる要素がロシアの大攻勢・総攻撃を示唆しています。
日本の岸田首相は来月にキーウ訪問を予定しているとしていますが、それは大攻勢・総攻撃によって中止となりそうです。
米CIA長官がキーウを極秘訪問、ロシア軍の春季攻勢説明
https://www.cnn.co.jp/usa/35198925.html
(CNN) 米中央情報局(CIA)のバーンズ長官がウクライナを最近極秘に訪れてゼレンスキー同国大統領と会談し、ロシアが春季に仕掛ける可能性がある軍事作戦の米側の見立てを説明していたことが22日までにわかった。
「キーウに攻撃」とウクライナ当局者 ザポリージャ、ハルキウでも爆発の報告
https://www.cnn.co.jp/world/35198621.html?ref=rss
ウクライナ・キーウ(CNN) ウクライナの首都キーウ(キエフ)で14日早朝、複数の激しい爆発が発生した。同市の複数の当局者らから、重要なインフラ施設に対してミサイル攻撃が行われたとの報告が寄せられている。
キーウ市の軍政部門は同日、「首都が攻撃を受けた」と発表。クリチコ市長は、市内を流れるドニプロ川の東岸が攻撃を受けたと述べた。複数の電力施設がある地域だという。SNSのテレグラムで避難を呼び掛けたクリチコ氏は、撃ち込まれたミサイル1発の破片がドニプロ川西岸の住民のいない地域に落下したと述べた。「負傷者は出ていない」という。
🇺🇦#Ukraine forces continues to build fortifications & trenches along border to 🇧🇾#Belarus
(western Region #Rivne) pic.twitter.com/N9n4Y6DnQZ— C4H10FO2P (@markito0171) January 12, 2023
キーウ再侵攻に備えて塹壕線を築くウ軍。 https://t.co/dTPk7fwZbo
— otyazuke (@otyazuke2) January 12, 2023
Белорусские войска с высокой вероятностью присоединятся к ₚоzzийскому вторжению в Украину в феврале 2023 года, – главный редактор белорусского информационного издания «Хартия-97» Наталья Радина, ссылаясь на инсайдерскую информацию в ВС Беларуси. pic.twitter.com/0ugFNwc6mE
— АSLAN (@antiputler_news) January 16, 2023
2月に高い確率でベラルーシ軍参戦との内部情報が出てきている模様 https://t.co/K96g0tw00w
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) January 16, 2023
【ロシアのミサイル攻撃、全土に❗️]ハルキウ、朝9時前後ミサイル4発着弾
午後3時ごろ2発着弾❗️
停電が続く!ドニプロでは集合住宅に着弾!
死傷者多数!ウクライナの主要都市の全てに、朝からミサイル攻撃が続き、キーウでもシェルターや地下鉄に避難!
ハルキウは全ての交通機関ストップ❗️ pic.twitter.com/cVKKEmwcBg
— フミさん@ウクライナ🇺🇦滞在中 (@OR2v2) January 14, 2023
2月にロシアによるキーウ再侵攻の可能性があることはすでに広く知られています。その2月の「週末」という、通常なら伏せられるべき情報が漏洩され、しかも「戦況を見極め」というお決まりフレーズまでついていることからして、「訪問を検討はしたが残念」という結論ありき…?https://t.co/kJvLkxfyvk
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) January 22, 2023
検討に検討を重ね、専門家の意見も参考に戦況を見極めて検討を加速してる段階な気がする…
.。o○(ロシア軍のキーウ再侵攻が噂されてるのに事前に発表とか行く気無いんじゃ…) https://t.co/dkXheoiudV— ボール (@BALL_forgame) January 21, 2023
モスクワ至近のロシニー・オストロフ国立公園にS-300系SAMが展開している。
SAMサイトの建設が進んでいるようで、訓練ではない。
場所がモスクワ北東なので、南東側のモスクワ中心部を弾道ミサイルなどから防衛する意図と思われる。プーチンの被害妄想 or キーウ再侵攻に対する反撃準備か? https://t.co/UrJRBoEGFE pic.twitter.com/p9qETrSwsi
— 数多久遠 新刊『ようこそ、自衛隊地方協力本部へ 航空自衛隊篇』12/22発売 (@kuon_amata) January 16, 2023
確かに、ロシアによるキーウなどへの再侵攻の可能性が高まっている。
そう見る理由は、散発的に続けられてきたミサイル攻撃が減っていること。
ドニプロで多くの死傷者が出て、変わらず継続しているように見えるかもしれないが、ここ1カ月半くらい、投射総量が減っている。https://t.co/3WMPX0W4gL
— 数多久遠 新刊『ようこそ、自衛隊地方協力本部へ 航空自衛隊篇』12/22発売 (@kuon_amata) January 19, 2023
なんで今更ゲラシモフが侵攻軍総司令官職に就くんだと思ったけど、航空宇宙軍出身のスロビキンによる航空戦力による爆撃主体のフェーズは終わり、春の正規軍の大規模地上戦の準備フェーズに入ったから機甲畑上がりのゲラシモフを指揮官に据えたと考えると納得だな……マジでキーウ再侵攻するのか
>RT— くじょー (@_kuzyo_) January 12, 2023
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