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自衛隊員ら218人を処分、過去最大の大量処分に騒然!海幕長交代へ 特定秘密の漏えいで113人 不正受給74人や不正飲食など 


自衛隊で過去最大規模となる200人以上が一度に一斉処分されたことが分かりました。

NHKの記事によると、防衛省は特定秘密や手当の不正受給などで違反や不正があったとして、事務次官や自衛隊制服組トップを含む合わせて218人を7月12日に処分すると決定。
木原防衛大臣は最も多くの違反があった海上自衛隊トップの海上幕僚長を交代させると表明し、前代未聞の事態となっています。

処分が発表されたのは「特定秘密」の漏えいで113人、潜水手当の不正受給で74人、自衛隊施設での不正飲食やパワーハラスメントに関わったとされる防衛省・自衛隊の幹部や隊員、あわせて218人です。
増田事務次官や吉田統合幕僚長など5人の幹部クラスが訓戒処分となり、「特定秘密」をめぐっては海上自衛隊の艦艇38隻で船舶の動向に関する情報などを資格のない隊員でも見ることができる状態にするなど陸海空自衛隊などで合わせて58件の違反が確認されたと報告されています。

一方で、10年前に施行した特定秘密保護法が現場で正確に理解されないまま運用されていたことも判明し、漏えいの定義をしっかり部隊に認識されていなかったことが表面化しました。
特定秘密保護法では映像や会話も含めて特定秘密を無資格者に知り得る状態に置くことも該当しますが、戦闘指揮所(CIC)などでで保全措置が不十分だったまま特定秘密が放置されていた事例もあるとして、10年間も対応していなかったことに専門家や自衛隊内部からも疑問の声が飛び交っています。

 

自衛官ら218人を処分 海幕長交代へ 特定秘密めぐる違反などで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240712/k10014509681000.html

防衛省は、国の安全保障にかかわる「特定秘密」の情報や潜水手当の受給などをめぐり、違反や不正があったとして、事務次官や自衛隊制服組トップを含む合わせて218人を12日処分しました。200人以上が一斉に処分されるのは極めて異例の事態で、木原防衛大臣は最も多くの違反があった海上自衛隊トップの海上幕僚長を交代させることを明らかにしました。

特定秘密「漏えい」の定義知らなかった…海上自衛隊の認識不足 一方で「秘密保護の仕組みが問題」との声も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/339809

 防衛省は12日、国の安全保障に関わる「特定秘密」の不適切運用やパワハラ、手当ての不正受給などの不祥事で、最高幹部ら218人(延べ220人)を処分した。うち懲戒処分は、海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長ら計117人。酒井氏は19日付で退職するが、事実上の更迭とみられる。事務方トップの増田和夫次官、制服組トップの吉田圭秀統合幕僚長、陸上幕僚長と航空幕僚長、情報本部長の最高幹部計5人は内部規定に基づく訓戒となった。200人以上が一斉に処分されるのは極めて異例の事態。

 

 

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