日本政府は今年6月の訪日外国人客数(推計値)を発表し、単月としては過去最高の約314万人に達したと発表しました。
2024年1月から6月の上半期も約1778万人で過去最高となり、このペースだと今年は年間8兆円規模の消費額が視野に入るとしています。
この結果に強く反応していたのが首相官邸で、公式アカウントを通して、「今年の訪日客数・消費額は過去最高を更新する3500万人・8兆円が視野に入る勢いです。2030年6千万人、15兆円に向け、航空燃料が不足する地方空港での週150便超分の燃料確保や秋の経済対策を念頭にした地方空港の就航拡大の新たな支援策等、地方誘客とオーバーツーリズム抑止を図ります」とコメント。
今後もさらに外国人旅行者の拡大を目指すとして、観光業や訪日客の受け入れ政策を推進するとしていました。
ただ、年間8兆円でも個人消費の3%程度で、日本全体のGDPとして大きくない規模です。
観光業ばかりに力を注ぐあまり、日本の屋台骨である個人消費が軽視されている現状が浮き彫りになったとも言え、岸田政権が国民とは全く違う方向を見ていることが明確になりました。
政府は19日、6月の訪日外国人客数(推計値)が約314万人で、単月として過去最高を更新したと発表した。1~6月の上半期は約1778万人となり、2024年の訪日客は過去最多となる年間3500万人が視野に入るペースで推移している。また、日本を訪れた外国人の消費額は4~6月で約2兆1000億円となり、四半期として過去最高を更新。年間消費額は8兆円に達する勢いだ。
6月の訪日外国人旅行者 313万人で過去最多に 上半期でも最多
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516161000.html
先月、日本を訪れた外国人旅行者は、313万人となり、月ごとで過去最多となりました。また、ことし1月から先月までの半年間でも、1777万人でこの時期として過去最多を更新しています。
日本政府観光局によりますと先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で313万5600人で、1か月としてはことし3月の308万人余りを上回って過去最多となりました。
今年の訪日客数・消費額は過去最高を更新する3500万人・8兆円が視野に入る勢いです。2030年6千万人、15兆円に向け、航空燃料が不足する地方空港での週150便超分の燃料確保や秋の経済対策を念頭にした地方空港の就航拡大の新たな支援策等、地方誘客とオーバーツーリズム抑止を図ります。
— 首相官邸 (@kantei) July 19, 2024
【速報】今年上半期の訪日客は1777万7200人と、上半期として過去最高を更新した https://t.co/KYEpIU71Uc
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 19, 2024
【訪日客消費 年8兆円に達する勢い】https://t.co/upYRY5w9zV
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 19, 2024
しかも実質賃金は26ヶ月連続減。そんな政府の対策は減税ではなく訪日客消費目指せ8兆円!
24年度成長率0.9%に下げ 個人消費鈍化、物価2.8%上昇 – 日本経済新聞 https://t.co/7hCx2YOAL7
— 舞小海@衰退するのみ (@kufuidamema) July 19, 2024
国民は迷惑しているのに、訪日客さまのための国に作り変える熱量だけはすごいですよね。
8兆円など日本の個人消費の3%にも満たないのにそれに必死になるという、まさに愚の骨頂。 https://t.co/jcnyvA7CUe— 舞小海@衰退するのみ (@kufuidamema) July 19, 2024
中国訪日インバウンドの波が帰ってきた。
本日発表されたJNTOのデータによると、今年6月中国本土からの訪日客は66万人。韓国の70万人に続く2位の人数だった。… pic.twitter.com/C9IfSpO82j
— maki (@maki_ryu0614) July 19, 2024
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