7月10日に政府与党の強い推進によって、カジノを含むIR(統合型リゾート)整備法案が参議院の委員会で審議に入りました。野党側は「IR審議よりも豪雨対策を優先させるべき」として強く反発するも、自民党がそれを無視して強引に押し切った形です。
しかも、IR整備法案の担当大臣は石井国交大臣で、災害対応の指揮を任されている立場となっています。国会ではその点も野党から追求を受けましたが、石井氏は曖昧な答弁を繰り返すばかりで「国会の運営方針に従っているだけだ」と主張していました。
10時から参議院内閣委員会が開かれています。カジノ法案審議の担当大臣は石井国交大臣です。甚大な被害が出ている豪雨災害対策に集中していただくため、私たちは昨日、枝野代表が菅官房長官に、また、参議院議長にも慎重な対応を申し入れましたが、残念ながら与党は審議をすると、委員会開会に。
— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2018年7月10日
本日朝10時から参院内閣委でカジノ法案の審議が始まった。担当大臣は石井国交大臣。災害対応の最高責任者だ。なぜ、人命救助や被災者救援より、カジノ法案の審議を優先するのか。政府与党は腐っているとしか言いようがない。
なお、野党は大臣を災害対応に注力させるため、政治休戦を申し入れていた。— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2018年7月10日
昨日、6野党・会派党首の「総理、国交大臣は災害対策を最優先に対応してほしい」との要請に、官房長官は「しっかり受け止める」と答えたのに、今日の与党の動きはどうか。力づくでカジノ法案の審議を強行し、国交大臣をはりつかせている。今カジノをやっている場合か。どんな緊急性があるというのか。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2018年7月10日
野党6党派の党首が災害対応を最優先にすべきと政府に申し入れるなか、明日10日、カジノ実施法案の審議を委員長の独断で決めた与党。さらには自民党の党利党略による公職選挙法改定まで強行を狙うという。もはやなりふり構わぬ暴走ぶり。アベ政治の異常、極まれり。https://t.co/GTL9VxZY9e
— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2018年7月9日
政府与党は、災害対応を優先させようとする野党の提案を蹴り、豪雨被害の影に隠れて今日は民主主義を愚弄する我田引水の改悪公選法を強行採決。そして、明日は自国民の財産を巻き上げるカジノ法案の審議を決行するという。今我々を襲っているのは自然災害だけでなく、安倍自民党という人災も含まれる。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年7月9日
わしゃ信じられんですよ。豪雨の予報が出ているのに総理大臣、復興大臣、防衛大臣が揃いも揃って酒盛りを楽しみ、京都では豪雨の最中に納涼ビアパーティーを楽しみ、ここまではプライベートだとしてですよ。今日の国会で被災地の話よりカジノ法案を優先されるとは思わんだ。怒りしか感じない。
— ちだい(選挙ウォッチャー) (@chidaisan) 2018年7月10日
立民 辻元氏「石井国交相は、しっかり陣取って、災害対応の指揮を執るべきだが、参議院でカジノ法案の審議に出席しており、人の命より、カジノやギャンブルが大事なのか。『人命第1』と言いながら、残念ながら『カジノ第1』になっている。とにかく災害対応に集中してほしい」 https://t.co/uiRYPoykls
— 相澤 祐子 (@nhkaizaway) 2018年7月10日
国土交通大臣はじめ政府は災害対応に集中するべきだ、という野党の声を押しのけてカジノ法案審議が行われています。カジノを所管する石井国交大臣も委員会に出席してますが、先ほど広島では榎川が氾濫し被害がさらに拡大中。河川の整備や管理は国交省の所管。災害よりもカジノを取る公明党すごい pic.twitter.com/wzvpP3YIn4
— HOM55 (@HON5437) 2018年7月10日
先程、本会議で黙祷を捧げ、震災対応に万全の対策を期する旨、全会一致で決議しました。本来は野党も休戦し政府に協力すべき局面。だけど何故か与党が内閣委員会の開催を強行し、国土交通大臣がカジノ法案の答弁に張り付いています。人命よりカジノ?道路は寸断され、河川が氾濫しているのに。
— 亀井あきこ(衆議院議員・立憲民主党) (@kameiakikoweb) 2018年7月10日
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