8月6日に広島県で平和記念式典が行われ、その中で安倍晋三首相は最後まで核兵器禁止条約に触れることがありませんでした。
安倍首相の演説は大部分が昨年の焼き直しで、核兵器の削減を訴えるも具体的な内容は乏しい印象だったと言えます。特に国連で採択された核兵器禁止条約には全く触れず、参加を示唆することも一度も無かったところです。
核兵器禁止条約を巡っては被爆者団体からも署名や批准を求める声が相次いでいますが、安倍政権は「条約とは考え方、アプローチを異にしている。参加しない考えに変わりない」として参加は拒否しています。
唯一の被爆国である日本が参加していないことに海外からも疑問の声が多く、日本の不参加に依然として批判や反発は根強いです。
核兵器禁止条約不参加「変わりない」
https://mainichi.jp/articles/20180806/k00/00e/010/199000c
安倍晋三首相は平和記念式典の後、広島市内のホテルであった被爆者7団体の代表らが参加する「要望を聞く会」に出席した。被爆者側からは、被爆国として核兵器禁止条約への署名・批准を求める声が相次いだが、安倍首相は「条約とは考え方、アプローチを異にしている。参加しない考えに変わりない」と不参加を明言した。
広島平和記念式典で安倍首相、核兵器禁止条約に触れず。核保有国と非保有国の考え方の違いがどうのと、つまらないことを言わず、唯一の戦争被爆国としての責任を果たせ。 pic.twitter.com/ZWwFZrCO1J
— K_Sakamoto本気の共闘 (@k_sarasarani) 2018年8月5日
73年目のヒロシマの日。平和記念式典に出席した安倍首相のあいさつは、まるで官邸での記者会見のように味気なく中身もなく心もこもらず。核兵器禁止条約もICANのノーベル平和賞受賞も、その原動力となった被爆者の訴えにも触れることすらできない、唯一の戦争被爆国の首相。https://t.co/MHDCyPlsAl
— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2018年8月6日
平和祈念式典、安倍首相は、今年も核兵器禁止条約に一言も言及せずに、背を向けています。
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2018年8月5日
73年前の今日、同じ月曜日。広島に原子爆弾が。日本共産党代表団として早朝に献花しました。
平和祈念式典で安倍首相は、昨年に続き、今年も核兵器禁止条約について一言も触れず。広島市長も市議会議長も県知事も国連事務総長代理もみな言及したのに。
安倍さん、あなたはどこの国の首相なのですか?! pic.twitter.com/mSWP0EMKgW— 小池晃 (@koike_akira) 2018年8月6日
核兵器を廃絶する為には禁止という具体的な行動が必要不可欠だが、安倍首相は口では「核廃絶」と言いながら、核兵器禁止条約には反対の立場を崩さない矛盾。そんな立場でよく今日この日の広島に赴けたものだ。
安倍首相:核兵器禁止条約不参加「変わりない」 – 毎日新聞 https://t.co/AzYoMea2tU
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年8月6日
安倍晋三スピーチ。昨年と比べながら聞く。順番を入れ換えたとこをふくめ4分の3くらいは殆ど同じ。昨年は米国のオバマ前大統領のスピーチのはなしの代わりに賢人会議のはなしにした。橋渡しというが、核兵器禁止条約の推進もなんらなし。
— tk0801 (@tcat2014) 2018年8月5日
核兵器のない世界に全力尽くすならば核兵器禁止条約に批准しなきゃね。背を向けといて何を言ってるのかな?
核保有国と非核保有国の橋渡しになるって…。
安倍さんはもう核保有国に向かって橋渡っちゃってるけど!「核兵器のない世界の実現に力尽くす」首相あいさつ全文 https://t.co/Cw8uXchEaS
— 菱山南帆子 (@nahokohishiyama) 2018年8月6日
広島に原爆が投下されてから73年、西日本豪雨から1ヶ月となった8月6日。
そんな中、読売新聞が1面トップで報じたのは、安倍首相が総裁選で圧倒との記事でした。
平和式典の挨拶で「非核三原則を堅持」という言葉を抜いたり、豪雨中に飲み会したりした安倍首相に追従する読売らしいニュース判断です。 pic.twitter.com/LntRTi7ft2
— 本の虫 (@hiro_akasaka) 2018年8月5日
いいね!しよう