*厚生労働省
ウイルス性の感染症である風疹(ふうしん)の患者数が激増しているとして、厚生労働省が異例の注意喚起を行っています。10月2日付で厚生労働省は「職域における風しん対策について(協力依頼)」という呼び掛け資料を配布し、主に企業を中心に風疹対策を強化するように言及。
特に深刻なのは妊婦さんが感染して胎児に悪影響が出るケースで、平成24年に風疹が大流行した時も赤ちゃんに障害が出た事例が報告されています。
厚生労働省は患者数の増加が目立っている首都圏を中心に対策を強化を促しており、妊娠を希望する女性や妊婦の家族は風疹の検査を受けるように呼び掛けていました。
国立感染症研究所 風疹患者の推移
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/rapid/rubella/160714/rv1_181004.gif
風疹の患者が増加していることを受けて厚生労働省は、とくに感染が広がっている首都圏などの5つの都県に緊急の通知を出し、妊娠を希望している人や妊婦の家族が抗体検査を受けるよう周知することを求めました。
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