2019年3月11日で東日本大震災から8年となりました。この8年間の地震履歴を見てみると、東北地方の余震活動は依然として続いている状態で、マグニチュード5前後の強い地震が数日から数週間程度の頻度で発生しています。8年目となった3月11日深夜2時11分にも福島沖でマグニチュード5.9の地震を観測しており、余震活動の収束は程遠いと言えるでしょう。
過去に巨大地震が発生したインドネシアのスマトラ沖などを見てみると、数十年単位で余震活動が続いていることから、東北地方も同じような感じで余震活動が長引くことになるかもしれません。
ただ、東北地方に集中していた地震活動は徐々に広がっている傾向もあり、北は青森沖や北海道、南だと茨城沖や千葉沖付近の地震活動が増加気味です。今年も2月21日に北海道の胆振地方中東部で震度6弱の地震を観測したばかりで、地震活動の拡大傾向は続くことになると予想されています。
特に首都直下地震を誘発する恐れがある茨城沖や千葉沖の地震活動には厳重な警戒が必要だと言え、この機会に改めて地震対策や避難計画を見直してみてください。
過去の地震情報震度6弱以上
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/entries/level-6-minus/
日本全国 広域 最新30日間 の震央分布図
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
【報道発表】(H31.3.8)平成31年2月の地震活動(2月21日の胆振地方中東部の地震を含む)及び火山活動について解説しました。今回は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の8年間の余震活動についても解説しました。https://t.co/H72C4eX1fZ
— 気象庁 (@JMA_kishou) 2019年3月8日
三陸沖の地震(2011年3月9日)https://t.co/FIwwqUjkFF
11:45頃、三陸沖を震源とするM7.3・最大震度5弱の地震発生、岩手県大船渡で60cmの津波を観測。翌10日にはM6.8の地震など余震活動も活発。11日にはM9.0の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生し、9日の地震は前震であったとみられている。— レスナウクリップ (@resnowclip) 2019年3月8日
⚡東日本大震災から8年「余震は過去1年間で471回」抜きん出て多い#東日本大震災 から1年間の余震は8112回。今月6日までの1年間の合計は471回。当時の15分の1以下に減少したが、震災前と比較すると…⇒https://t.co/dPs537zm4i
東北沖でのM7級の地震発生確率は最大90%と発表されたばかり。#地震 pic.twitter.com/oWhuMwTXLN
— ハザードラボ公式⚡防災防犯 (@hazardlab) 2019年3月9日
前垢でも伝えていたように東北地方太平洋沖地震の余震は数百年以上続くと言われていて今後も震度5弱以上の地震が発生する可能性も十分にあります。
念の為今後の地震活動に注意して下さい。
また茨城県(沖)、千葉県(沖)ではスロースリップ現象により度々地震が発生している事に留意して下さい。 pic.twitter.com/aYgCHFRMb9— 線香@RT多⃝🤔 (@senkou_korekore) 2019年3月10日
【過去30日間で発生した地震地図】
東日本大震災は他人事ではない。
パワーのある地震活動は常に何処かで起きています。
今のうちに地震対策や避難計画の見直し強化を!#地震 #東日本大震災8年 pic.twitter.com/uCYp2bgCVr— 情報速報ドットコム (@jyouhoucom) 2019年3月10日
いいね!しよう