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巨大地震の空白域、関東地方東部沖に前兆か?南海トラフよりも切迫している恐れ!300年前にM8クラス!

*グーグルマップ
日本で一番危険視されている地震は有名な「南海トラフ巨大地震」ですが、実際には南海トラフよりも切迫している大地震が数多くあります。その内の1つが関東地方の東部沖から小笠原諸島まで続く巨大な断層です。

房総半島東方沖(千葉県沖)では1677年にマグニチュード8.0の巨大地震が発生し、それから沈黙状態が続いています。マグニチュード8はマグニチュード6の1000倍に匹敵するパワーで、約300年前に房総半島東方沖で発生した巨大地震は南海トラフ巨大地震とほぼ同じサイズです。
この場所における最大の懸念は「東日本大震災の割れ残り断層」の存在で、房総半島東方沖の隣で東日本大震災が発生したことから、断層のズレが拡大したと推測されています。

また、伊豆諸島から小笠原諸島のラインにも巨大な断層があり、こちらは過去に関東大震災を引き起こした断層の延長線上でもあるのです。

仮に房総半島東方沖や伊豆諸島周囲で巨大地震が発生した場合、東京湾を直撃する形で超巨大津波が発生することになります。2011年の東日本大震災をキッカケにして、房総半島東方沖の地震活動は活発な状態が続いており、2019年になった今でも小規模な群発地震が何度も観測されました。
地震活動のスパンから南海トラフ巨大地震よりも警戒が必要な地区だと言え、関東地方東部沖から小笠原諸島のラインは引き続き巨大地震に備えて、警戒を強める必要がありそうです。

 

伊豆諸島及び小笠原諸島の地震活動の特徴
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_kanto/p13_2_izu-ogasawara/


東京都に属する伊豆諸島及び小笠原諸島では、1923年の関東地震(M7.9)などのように相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する地震によって、伊豆諸島の北部を中心に、強い揺れや津波による被害を受けたことがあります。また、房総半島東方沖で発生したと考えられている1677年の地震(M8.0)や1972年2月の八丈島近海の地震(M7.0)、1972年12月の「1972年12月4日八丈島東方沖地震」(M7.2)などの関東地方東方沖合から伊豆・小笠原海溝沿いのプレート境界付近で発生する地震によっても、津波や強い揺れによって被害を受けたことがあります。しかし、伊豆・小笠原海溝付近ではM8程度の巨大地震の発生は知られていません。

高感度地震観測網 千葉県
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

日本周囲の地殻変動データ
https://mekira.gsi.go.jp/index.html

 

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