*WHO
中国で感染が広がっている新型ウイルス肺炎について、WHO(世界保健機関)が緊急の委員会を開き、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか協議しました。
WHOは今回の委員会では結論を出さず、新型ウイルス肺炎の情報が不足しているとして、「これ以上進むにはさらなる情報が必要」とコメント。23日に再び再協議を行い、そこで改めて結論を出すとしています。
一方で、中国の専門家チームは感染源の調査を開始し、市場で食用として売られていたタケネズミやアナグマなどの野生動物が感染源だった可能性が高いとの見解を示しました。中国ではネズミなどが食用として取引されており、感染者の多くが市場を通してネズミと接触があったと報じられています。
ネズミは様々な伝染病の媒体となることで知られ、数百年前からネズミを通して感染症が大流行したことがありました。ただ、ワクチンなどの開発は進んでおらず、現時点で新型コロナウイルスへの特効薬が無い状態が続いています。
中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎についてWHO=世界保健機関は専門家による緊急の委員会を開き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか協議しましたが、さらなる情報が必要だとして判断はせず、23日、再び委員会を開いて協議を継続することを明らかにしました。
新型肺炎、食用ネズミ感染源か 野生動物売買、対応に苦慮
https://www.sankei.com/photo/story/news/200122/sty2001220014-n1.html
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、中国の専門家チームは22日までに、市場で食用として売られていたタケネズミやアナグマなどの野生動物が感染源だった可能性が高いとの見方を示した。
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https://johosokuhou.com/2020/01/23/24248/
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