1月23日に放送されたテレビ番組「モーニングショー」で、増税派と減税派で討論を行いました。
増税派に自民党の片山さつき議員、減税派には京都大学の藤井聡教授が参加し、お互いにグラフやデータを示しながら激しい討論を繰り広げます。藤井教授は消費税10%を行った2019年10月から7%も経済が冷え込んだとして、前回(2014年)の消費増税よりも更に悪い数字だっと強調。
翌月の数字もマイナス2.1%と悪く、連続で下がったのは消費増税の影響しか考えられないと主張していました。
これに対して片山さつき議員は「台風のような要因が大きくて、消費税の影響は限定的」と述べ、あくまでも消費増税の影響はマイナス7%のごく一部だと反論しています。
また、少子高齢化の影響で日本の消費が年々落ち込んでいるとして、藤井教授の「消費税を導入したせいで日本の景気が失速した」というような論説を否定しました。
このような片山さつき議員の発言に藤井教授は言葉を強めながら、「殆ど消費増税の影響です。駆け込み需要の形が非常に高く、2014年と形は同じで、落ち込みを含めて増税の影響だと考えざるを得ない」と熱弁し、消費増税によって日本だけが世界的に取り残されていると指摘しています。
そして、番組の後半には「政府の考え方は完全な誤り、京大教授として確信している。消費税を5%に軽減すれば消費は回復、成長を実現し税収も大幅に増える」などと発言して、消費税を減税すれば日本の景気が回復すると断言していました。
片山さつき議員は最後まで納得できない表情でしたが、視聴者からは藤井教授に賛同する声が相次ぎ、SNSでも番組の内容が話題になっています。消費増税に関しては野党でも意見が割れていますが、基本的には藤井教授が言ったように、「増税が消費&景気を冷やした」という事実は揺らがないと言えるでしょう。
そもそも総研・消費税どうする。片山議員「成長するには全世代型社会保障で70歳まで就労可能とし支え手側に回ることで乗り切る」藤井教授、キッパリ「政府の考え方は完全な誤り、京大教授として確信している。消費税を5%に軽減すれば消費は回復、成長を実現し税収も大幅に増える」藤井教授の勝ち。 pic.twitter.com/qU2MOWV0Kw
— ryota (@ggzhmru2) January 23, 2020
藤井聡氏「3%・2%の増税を通して安倍内閣が誕生しアベノミクスを始める前の民主党の状況に戻るまで18年かかる。とてつもない経済の冷え込み。その18年の間、中国も米国もヨーロッパも全部成長してる。これどうするんだ」
片山さつき氏「原因は少子高齢化」それなら消費税下げるのが筋だろ、自民党。 pic.twitter.com/o8yX9Jprr2
— にゃん吉 (@nyankichi_uiy) January 23, 2020
#モーニングショー
アベの元ブレーン、藤井元内閣官房参与が消費税で凄いこと言ってるな👍
「これ絶対国民の皆さん覚えて下さいね。消費税というのは消費に対する『罰金』。炭素税と一緒。消費税は消費を減らす機能があることは間違いない。1人当たりの消費伸ばす時に消費減税ほど効果的なものはない」 pic.twitter.com/RNTTRZ5GEH— 君に届け!滑稽新聞@無糖派 (@akasakaromantei) January 23, 2020
人の話を聞かない片山。
消費税を作った人と話しても
なんも自慢にならない。藤井教授、気合入れよ。#モーニングショー pic.twitter.com/9ahzWYkTQp
— montrey🐾 (@montrey32) January 23, 2020
片山さつき「消費税っていうのは、消費に対してペ ナ ル テ ィというかダメージがあるっていう事はそれはその通りで」
こいつ、自分が何を言っているか分かっているのか?
自民党は、市民に対する「懲罰的意味合い」で消費増税したという事か?
— 法學院狂魔 (@Adepteater029) January 23, 2020
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