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新型肺炎の感染者数が4000人に拡大か 中国は過小評価と専門家 死者が25人に増加 流行性はSARS以上の恐れ

中国で大流行している新型肺炎について、欧米の専門家からは「過小評価されている」との声が相次いでいます。

ロンドン大学インペリアル・カレッジで活動をしている専門家チームは「1月18日までに累計で4000人が感染した可能性がある」と発表し、医療機関に報告が届いていない軽度な症状を含めると、予想よりも深刻になっていると指摘。

アメリカのメディア・ウォールストリートジャーナルは「中国経済の打撃はSARS以上か」と報道し、2003年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)よりも流行性が高く、インフラが充実した現代では流行スピードも段違いだとまとめていました。

1月24日の時点で中国当局が発表している死者数は25人で、感染疑いは830件となっています。緊急措置として中国当局は武漢市を中心に、黄岡や咸寧、潜江、仙桃、鄂州、赤壁、黄石、恩施、枝江、荊州の11都市を閉鎖すると発表していますが、それでも感染が収まる気配はないです。

日本を始めとする諸外国でも感染の報告数が増えており、引き続き感染の報告数に注意が必要だと言えるでしょう。

 

新型肺炎の感染者は「少なくとも4000人」──専門家が推計
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/4000-2.php

しかしロンドン大学インペリアル・カレッジで、「モデリング」という新型肺炎の感染モデルの解析を行っている専門家チームは、1月18日までに累計で4000人が感染した可能性があると推定した。昨年12月に発生した初期の感染者は武漢市の海鮮市場の関係者だった。
「武漢での感染拡大によって、実際にはこれまでに検知、報告されているよりも穏やかな症例や、反対に深刻な呼吸器症状を引き起こしている症例があるのではないか」と、専門家チームはコメントしている。

新型肺炎、中国経済の打撃はSARS以上か
https://jp.wsj.com/articles/SB12605701314039764276304586159330569720732

悪いニュースは、高速鉄道をはじめとする中国の交通インフラが03年のSARS流行時よりもはるかに充実しているため、ウイルスが急拡大していると考えられることだ。中国経済も、2000年代の初めに比べてサービスや消費支出への依存度がかなり高くなっている。03年の流行のピーク時には、小売売上高の伸びが前年比で半分ほどに落ち込んだ。

新型肺炎、中国の死者が25人に増加-移動制限は11都市に拡大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-23/Q4KQ4JDWX2PZ01

新たにベトナムとシンガポールで感染者が確認されたほか、日本では2人目の感染者が報告された。また、共産党機関紙・人民日報によると、中国で新型ウイルスの感染拡大を食い止めるため、移動を制限する都市の数は11都市に増えた。全て湖北省で、武漢と黄岡、咸寧、潜江、仙桃、鄂州、赤壁、黄石、恩施、枝江、荊州の11都市。

China coronavirus: 14 people in UK tested for new strain
https://www.bbc.com/news/uk-51232163

More than a dozen people in the UK have been tested for the new strain of coronavirus, Public Health England has said.

Five people have tested negative while nine others are waiting for results.

In Scotland, where five people were tested, an incident team has been set up to deal with the health threat.

Globally, there are more than 800 confirmed cases of the virus, which has killed 26 people in China. Authorities there are battling to contain it.

 

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