*ダイヤモンド・プリンセス
新型コロナウイルスの感染者が確認され、横浜港で停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、厚生労働省は10人から陽性反応を検出したと発表しました。
厚生労働省によると、濃厚接触などの疑いがある273名分の検体を採取し、その内の10人から新型コロナウイルスが検出されたとのことです。検査が終わったのは31名分で、引き続き残りの検体も検査を続けるとしていました。
感染が確認された乗客は9人で、日本国籍が3人、中国籍が3人、オーストラリア国籍が2人、アメリカ国籍が1人。更にフィリピン国籍の乗務員1人も感染しており、船内に新型コロナウイルスがまん延している可能性が高いと見られています。
この結果を受けて、当初は帰宅させる予定だった厚生労働省も方針を変更し、最低14日間の船内停泊を命じました。ダイヤモンド・プリンセスには約3700人の乗客乗員が居ることから、全員分の食料を積載するとしています。
ただ、停泊の長期化で持病を持っている乗客からは「薬が切れそうだ」との声もあり、現在も調整作業が続いているところです。
クルーズ船 ウイルス陽性は10人 うち乗客9人 日本国籍は3人
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273171000.html
新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、発熱の症状がある人などのウイルス検査が行われ、これまでに31人の結果が判明し、このうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。
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