発熱やせきなどの症状が無い状態で新型コロナウイルスに感染しているケースが多発していることを受けて、政府が無症状状態の人も検疫で強制検査が出来るように政令改正案を閣議決定しました。
2月13日の記者会見で加藤厚労相は、明確な症状が無い方でも新型コロナウイルスの検査を受けることが出来るように制度を見直すと言及。感染症法上の「指定感染症」は、今まで発症している人限定でしたが、それを無症状の感染者にも広げるとしています。
政府のチャーター機で中国から帰国した日本人の中にも多数の無症状感染者が居たことから、やっと政府が制度方針を変えた形です。
ただ、現段階でかなりの無症状感染者が国内に広がっている恐れがあり、感染確認から1ヶ月近くが経過してからの検査拡大はあまりにも遅いと言えます。
新型肺炎、検疫で隔離可能に 政令を閣議決定へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55560040T10C20A2MM0000/
加藤勝信厚生労働相は13日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者や感染の疑いのある人について、検疫法上の「隔離」や「停留」をできるようにすると表明した。政令の改正案を13日中にも閣議決定する。
隔離や停留は入国前に実施する。隔離では新型肺炎の患者や疑いがある人などに医療機関の個室などに入院してもらう。停留は感染の疑いのある人に医療機関などにとどまってもらう措置。
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