東京高等検察庁の黒川弘務検事長の定年延長について、森法務大臣が妥当だとする見解を示しました。
この問題では法務省の担当者が国会答弁で「正式な決裁は取っていない」と述べ、検事長の定年延長は正式な文書契約が無いと言及。
野党からは「文書が無いなら定年延長の根拠も何もない」などとして批判の声が強まっていましたが、森法務大臣は記者会見で、「決裁には口頭の決裁もあれば文書の決裁もあり、どちらも正式な決裁だと理解している」と述べ、口頭決裁も妥当だと反論しています。
元々、検事長の定年延長は安倍政権の恣意的な介入だとして強く批判を受けていただけに、その定年を妥当だと定めた文書すら存在していなかったわけで、政治関係者からも「法治国家の終焉だ」というような驚きの声が飛び交っていました。
カジノ問題などで検察を追求を受けている安倍政権が検事長の定年延長を行うことで、警察権力を丸ごと掌握しようとしている動きだと指摘する声もあり、この問題も国会で野党の追求が激しくなりそうです。
東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐり、法務省が国会に提出した、定年延長が妥当だとする文書について、森法務大臣は、口頭の決裁を経ているとして、正式な決裁の手続きが取られたという認識を示しました。
法務省が国会に提出した、東京高等検察庁の検事長の定年延長が妥当だとする文書について、森法務大臣は、今月20日の衆議院予算委員会で、「必要な決裁は取っている」と答弁しましたが、翌日の予算委員会の理事会で、法務省の担当者は「正式な決裁は取っていない」と述べました。
ウソやろ。なんで独裁者一人のために民主主義も法治国家であることも放棄しなきゃならないんだよ。
検事長の定年延長「口頭決裁も正式な決裁」森法相 | NHKニュース https://t.co/AfIKoVUjvH
— たつみコータロー 前参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2020年2月25日
さようなら文書主義、さようなら近代国家。すべては安倍のために〜(狂気
東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐり、法務省が国会に提出した、定年延長が妥当だとする文書について、森法務大臣は、口頭… https://t.co/K99wAEniC2
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2020年2月25日
国が壊れていく。トップ一人で国は壊れる。だからこそ政治権力は恐ろしい。しかし、この国は、まだ民主主義。選挙がある。国民は未来を選択することができる。まだ間に合う。国民さえ善悪をしっかり判断できれば。 https://t.co/8UKdtLXjvB
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2020年2月25日
この問題を安易に考えてはいけない。民主主義の根幹に関わる大問題です。
この国が音を立てて壊れていくのが怖い。まさか法務大臣が平気でこんなことを言う国になるとは思わなかった。本当に今が瀬戸際です。
https://t.co/jeuYBxECAh— 俵 才記 (@nogutiya) 2020年2月25日
確定申告も「口頭でOK」にしてくれないのかな。 https://t.co/YeM0gREIUC
— Hideyuki Hirakawa (@hirakawah) 2020年2月25日
森法務大臣「口頭決裁も正式な決裁」との事ですが、これが通るなら、すべての決裁を口頭にしてしまえば、一切何の検証もできず、後から如何様にもつじつま合わせができる事になります。法治国家日本の終焉です。森法務大臣も自民党議員も、そこまで我が身が大事かと思います。https://t.co/ECGqDLgpE8
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2020年2月25日
日本は近代国家ではい。安倍晋三・安倍内閣によって日本は破壊された。この事実を目の当たりにしてもなお安倍内閣を支持する者は人でなしで安倍晋三の共犯者。
森法相は国会議員、人としての矜持はないのか、己の尊厳すら投げ出し安倍に従うその姿が自分には到底理解できないhttps://t.co/lDXvYuUnxH— 大下賢一郎 (@kemuchiman) 2020年2月25日
何を言っているのかさっぱりわからない。
決裁とはサインしたり、判子を押したりすることじゃあないの?
法解釈を変えるのであれば、新たな法律を作る以外にないじゃない。口頭で解釈変更なんて理解できん。言った言わないになるやん。もう無茶苦茶やん。https://t.co/uY8YNXSMmD— シアン🌸 (@yYuZGglywSOAMWD) 2020年2月25日
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