新型コロナウイルスの感染者について、厚生労働省が4月28日の時点で自宅療養となっている人数を公開しました。
全国で自宅療養となっているのは1984人で、都道府県別だと最多は東京都の635人。次に人数が多かったのは埼玉県の354人、大阪府は332人で、順番に千葉県の258人、神奈川県の251人、福岡県の81人と並んでいました。
この6都府県で自宅療養の人数が目立ち、いずれも医療機関の専用病床もほぼ限界状態となっています。
厚生労働省は自宅療養中に容態が急変する事例が起きているとして、何かあれば即座に連絡するように促しているところです。
ただ、容態の急変に気が付いた時には手遅れとなることも多く、専門家からは「医者が滞在しているホテルや専門施設に出来る限り移すべきだ」というような意見も聞こえ、自宅療養の中止を求める動きもあります。
新型コロナウイルス感染症患者の療養状況等に関する調査結果
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627611.pdf
新型コロナウイルスの感染者、およそ2000人が自宅で療養していることが厚生労働省のまとめでわかりました。厚生労働省は容体が急変する可能性があることから、自宅療養の際には体調の変化に十分注意するよう呼びかけています。
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