新型コロナウイルスの影響で医療機関が危機的な状況となっています。
NHKの調査だと医療機関の3割で夏のボーナスが削減され、一般の病院でも経営悪化からボーナスの縮小が次々に行われていることが判明。
船橋第二和病院では医療従事者たちがボーナス削減に反対するためのストライキを行っているほどで、このような動きは徐々に拡大しています。
また、厚生労働省においても新型コロナウイルスの対応に追われて疲弊する職員が多く、休日返上で深夜まで働いているような状態が長引いているとのことです。厚生労働省や保健所は人員削減の影響で人手不足が深刻化しており、コロナ対応でパンク寸前となっています。
このまま新型コロナウイルスの第二波が到来した場合、日本の医療機関は崩壊するとの声もあるほどで、政府が本腰を入れて医療機関を全面支援しなければ、医療機関全体が深刻な状態になるかもしれません。
政府は医療従事者に5~20万円程度の慰労金を支給するとしていますが、それとは別に医療機関の経営そのものを大々的に支援する政策が必要になるところです。
看護師などのことしの夏のボーナスを去年よりも引き下げた医療機関が、およそ3割に上ることが分かりました。調査を行った労働組合は、「新型コロナウイルスに感染する危険を感じながら使命感で働いている医療従事者の退職が増えるおそれがある」と指摘しています。
厚労省若手、コロナ「疲弊限界」 休日返上、人員増訴え
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b8a0b54a2ed58a008d5bc92999fcaf9011b46a
厚生労働省の組織や働き方を議論する「改革実行チーム」は20日に会合を開き、新型コロナウイルスへの対応に追われ疲弊する同省の現状を若手職員が訴えた。幹部や若手を問わず休日返上で深夜まで働き「家族への負荷も限界寸前だ」と指摘し、人員増を求めた。
7/16号の新婦人しんぶんは🥺
新型コロナ感染拡大で経営危機😰
医療機関に支援を‼️https://t.co/clAqUuGh2F pic.twitter.com/oMCxdI3nnb— 新日本婦人の会 (@njwa_nakama) July 13, 2020
政府は「医療従事者に敬意と感謝を」と言うのであれば、コロナの影響で減収となっている病院への経済的支援こそ先ずやるべきだろう。こんな理不尽な状況を放置してはならない。
医療機関の3割で夏のボーナス引き下げ 退職者増えるおそれも | NHKニュース https://t.co/zZG21vfTPO
— 布施祐仁 @『日報隠蔽』(集英社文庫)4/17発売 (@yujinfuse) July 12, 2020
医療機関の3割が夏のボーナスカット。東京女子医科大では全額カットで、看護師数100人が退職希望。
なぜ、この社会は、コロナ感染から人びとの命を救おうと自らの危険を省みずがんばる医療従事者を守れないのか。
医療をコスパだけで測り、必要な税金をケチる新自由主義の政治をやめるときッス。 pic.twitter.com/xJn4BYr220
— カクサン部長 (@kakusanbuchoo) July 13, 2020
近隣医療機関に感染者が出て、救急停止となった
その影響で当院救急がいきなりハードモード化した医療機関に感染者が出ると、若年者で無症状であっても診療がストップするので、診療能力は大幅にダウンする
コロナ以外も含めた全ての診療に影響する感染者が増加すると、こういった事態は増加する
— 放射線診断専門医@YouTuber (@economics_dr) July 20, 2020
いま日本中の医療機関の経営状況が大幅に悪化。コロナを警戒し、耳鼻科や小児科等の外来が極端に減少。大規模病院も同様で一部の病院では「賞与無し」で看護師大量退職の可能性も。そうした中での感染再拡大。政府は能天気に「旅行に行け」などというが、物事の順序が逆。医療機関支援こそ最優先課題。 https://t.co/BgHrEeTc4N
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) July 16, 2020
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