7月27日に中国の成都にあるアメリカ総領事館が正式に閉鎖となりました。
中国政府は先週にアメリカがヒューストンの中国総領事館を閉鎖したことに強く反発しており、報復措置として今回のアメリカ総領事館閉鎖を決定。閉鎖の瞬間にはアメリカ総領事館前で反米デモも行われ、デモ隊からは「アメリカを恐れない!」「中国は負けない」などと愛国主義的な発言が飛び交っていました。
元々はアメリカ政府が「中国は総領事館を経由してスパイ活動をしている」と指摘したことが騒動の発端であり、そこから一気にお互いの総領事館を閉鎖する騒動に発展した形です。
米中貿易戦争や香港問題で対立が深まっていた両国ですが、この件で更に関係が過去最悪まで落ち込んだと見られています。
米中新冷戦時代に突入したと分析する意見もあるほどで、これから米中の衝突は世界を巻き込んでいくことになりそうです。
中国、成都の米総領事館を閉鎖 在ヒューストンの中国総領事館閉鎖に対抗
https://www.cnn.co.jp/world/35157291.html
中国・成都(CNN) 米中間の関係が悪化するなか、中国・成都市にある米総領事館が27日午前、正式に閉鎖されたことがわかった。
中国の国営メディアによれば、建物の米国旗は早朝に降ろされていた。閉鎖の準備が進められるなか、警官が建物の周囲を取り囲み、通行人は後退させられていた。
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