新型コロナウイルスの東京都の感染状況について、都のモニタリング会議が警鐘を鳴らしました。
9月17日に行われた会議で東京都の感染者数が予想よりも下がっていないとして、大曲貴夫国際感染症センター長が「感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」と指摘。
連日の100人超となっていることに警戒感を示した上で、4段階ある警戒のレベルは上から2番目の表現で据え置きとなりました。
ピーク時と比べて1日あたりの感染者数は3割程度まで減りましたが、それでも5月や6月の少ない時期と比べて数倍の数字が続いており、依然として油断が出来ないことを専門家会議でも再確認した形です。
新型コロナウイルスは数人の感染者数が数万人に拡大した事例もあるため、今の東京都は何かの拍子に再び感染爆発となる危険性を秘めているのが実情だと言えるでしょう。
特に冬の感染爆発を考えると、現時点で100人規模の水準が続いているのは不気味です。
東京都内の新型コロナウイルスの感染状況などを分析・評価する「モニタリング会議」が開かれ、専門家は、感染状況の警戒のレベルについて上から2番目の表現を維持したものの、新たな感染の確認や感染経路が分からない人の割合が増加に転じているとして、今後、感染の急速な増加が強く危惧される状況にあると分析しました。
会議の中で国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は、都内の感染状況について「感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」と評価しました。
東京都 新型コロナウイルス
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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