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厚生労働省の専門家会合「若い世代の移動自粛も必要」「感染を広げた数字、高齢者以外の方が89%と多く」


厚生労働省の専門家会合で若い世代の移動自粛が必要との見解が飛び出てきました。

これは12月3日に行われた専門家会合で、脇田隆字座長は「重症化リスクがある人の移動をおさえ、医療機関の負荷を減らすうえで『Go Toトラベル』での東京発着の旅行の自粛を高齢者に呼びかけるのは、一定の効果があると考えられる。ただ、感染拡大をさらに抑えるには、若い世代に移動を自粛してもらう必要があることを示すデータだと理解している」と述べ、高齢者以外の世代で感染を広げたケースが増加していると指摘。

NHKの記事には専門家会合のデータも掲載されており、県を越えた移動歴のある感染者が家族以外に感染を広げたケースは10代から50代でおよそ89%を占めしていると書いてありました。
今頃になって政府の専門家が全ての世代で移動を制限しなければ、感染拡大を防げないことに気がついたと言え、これから今まで以上に幅広い世代を対象にした移動自粛の方法を検討することになると見られています。

 

新型コロナ感染拡大抑制 若い世代の移動自粛が必要 専門家指摘https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012745171000.html

新型コロナウイルスに感染した人のうち、県を越えた移動をした人は、県を越えた移動をしていない人に比べて、他の人に感染させた頻度が高いという解析結果が、3日開かれた厚生労働省の専門家会合で報告されました。感染拡大をさらに抑えるには、移動が活発な若い世代に移動を自粛してもらう必要があることを示しているとしています。

 


 

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