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菅首相、脱炭素化で2兆円の基金創設へ 合わせてデジタルにも約1兆円  「挑戦する企業を今後10年間、継続して支援する」


*官邸
12月4日に菅義偉首相が行った記者会見で、脱炭素化社会の実現を目指すとして、協力企業を支援するために2兆円規模の基金を創設すると発表されました。

菅首相は2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、この基金を使って温室効果ガス削減に協力的だった企業への支援を実施すると表明。成長戦略に環境対策を盛り込み、合わせてデジタル関係でも1兆円を超える規模で予算を確保するとしていました。

いわゆるデジタル化と脱炭素化社会の実現をセットにして発表した形で、菅首相も記者会見の中で繰り返して強調していた部分となっています。

ただ、自民党内からは脱炭素社会のために原子力発電の再稼働を求める声が多く、このままだと原発稼働の口実として脱炭素化社会が利用される事になりそうです。

 

脱炭素へ2兆円基金 首相会見「グリーンとデジタルを成長の軸に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/90afed78176d2422acf1f51c3190b839f2950068

菅義偉首相は4日、臨時国会の事実上の閉会に合わせ記者会見し、温室効果ガス排出を2050年に実質ゼロとする目標を実現するため、協力企業を支援する2兆円の基金を創設すると発表した。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、営業時間短縮に協力する事業者やひとり親世帯に向けた支援策も打ち出した。

 

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